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露骨に退屈そうな顔をしている人に対し、どういう心持ちでいるべきか

こういう話が苦手な方には申し訳ないなと思うのですが、よく先輩に連れられて女性が接待してくれる店に通っていた時期がありました。
ほいほい付いていったのは、やはり異性と話をするのが楽しかったのです。

ちなみに、女性と接するのが苦手な男性がいたとして、そういう店をすすめるつもりはありません。
よく「キャバクラにでも行って女性に慣れてこい」とかアドバイスする男性がいるのですが、あまり関係なかったりしますよ。

コミュニケーションに慣れたいなら「認知の歪み」を理解した方がよほど効果があると思います!

◎スマホをいじってばかりのお嬢さん

話を戻します。

あの場で自分はお客さんのはずなのですが、人としての立場は対等だったりします。
なので話が合わないと、相手のスマホをいじる回数が露骨に増えたり、ずばり「お兄さん(と話するの)、面白くないね」と言われたり……。

やはり私は傷つきました。
「そこまで自分は退屈な人間なんだろうか?(お金も払っているのに)」

◎自分のマイナスを過大評価

今回は「拡大解釈(破滅化)と過小評価」という「認知の歪み」にフォーカスしてみます。

これは自分のマイナスを過大に考え、プラスを過小評価する思考のことです。
逆に、他人の成功を過大に評価し、欠点を見逃す傾向もあります。

先ほどのエピソードでは、その「拡大解釈(破滅化)と過小評価」に陥らんばかりでした。

異性がつまらなそうにしていたのは事実ですね。

でも人間は千差万別、たった一人のキャバ嬢さんが関心を寄せてくれなかったとして、自分の価値が下がるものでしょうか?
これは強く主張したい。

◎双眼鏡を通して世の中を覗く行為

書籍『いやな気分よ、さようなら コンパクト版』にも書いてあるのですが、「拡大解釈(破滅化)と過小評価」は、まさに双眼鏡で世の中を覗いているようなものです。

ネガティブな思考を拡大視したり、双眼鏡の反対側から覗いてプラスな思考を縮小視したり……。
それでは惨めな気持ちになるばかりです。
わざわざ、そういうものの見方をする必要があるのでしょうか

私は「拡大解釈(破滅化)と過小評価」という思考を知ってから、女性の退屈そうな態度も(あまり)気にならなくなりました。
それはレンズを通さず、あるがままを受け止められるようになったからです。

ぜひ皆さんもネガティブ思考に捕らわれたときは、双眼鏡を通したものの見方をしていないか考えてみることを心からおすすめします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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