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本屋も洗脳手段

「世の中の本当のことを知りたい」と思っていた20代、本屋で「社会」「世界情勢」「政治」「科学」「歴史」「経済」などのコーナーを見ては、私の求める情報の書かれた本がないか探していた。

そこで出会ったのが、私の「陰謀論者と呼ばれて」でも紹介した「エントロピー(藤田 祐幸著)」「ターニングポイント(フリッチョフ・カプラ著)」などの本だ。

前者は原発の危険性を訴え、後者は現代の科学の根底にある唯物史観に異議を唱える本だ。
これらの本は、当時流行っていた「ニューサイエンス」のコーナーにあった本だ。

とは言ってもまだまだ「表側」に近い本で、「影の支配者」への言及はない。

私が好きだった「UFO」「宇宙人」「霊」「超能力」などの関係は、大抵は「精神世界」「宗教」の辺りにあったと思う。

人類の本当の歴史を書いた本は「歴史」コーナーにはなく、本当の世界情勢のことを書いた本は「世界情勢」コーナーにはなく、本当の科学について書いた本は「科学」コーナーにはないのだ!

これでは一般の人が真実の情報に辿り着くのは至難の業だ。私でさえ、本格的な「裏」の情報に辿り着いたのはようやく20年ほど前になってからなのだから。

9.11同時多発テロが起きた頃から、ようやくインターネットで情報を取ることが一般的になり出し、そこで裏の情報を発信する人が現れるようになり、私はそこからの情報を手掛かりに真実を調べるようになった。

その辺りから、裏の情報を扱った本がどんどん発売されるようになり、世に出回る情報量としては飛躍的に増えて行ったが、その手の本は相変わらず「精神世界」コーナーなどの隅にこっそりと置かれたままで、一般人の目から隠された状態にあることに変化はなかった。

現在でもその状況に大きな変化はなく、「社会」コーナーにコロナワクチンの「擁護派」と「否定派」の本が拮抗する形で置かれる状況には全く至っていない。本来はそれが健全な姿なのだが。

同様に、他のジャンルのコーナーにも「裏」の本はほぼ存在しない。

「社会」のコーナーに珍しく「陰謀論」という言葉を見付けて中身を見てみると、100%が陰謀論を否定的に論評するものだ。そこに私の「陰謀論者と呼ばれて」を置いてくれている本屋はほぼない。

この状態では国民が正しい情報に触れ、「目覚める」のは至難の業だろう。

本屋における本のレイアウトは、「世の中の常識」を目に見える形に表したものと言えるかもしれない。人の多く通る場所にある本に書かれていることが世の中の常識なのだ!

日本国民の目覚めには本屋の改革も必須だろう。

現代科学が認めていないもの、政府見解に反するものはすべてこの「精神世界」コーナーに押し込められる。
「池田としえ、吼える!」が「精神世界」,コーナーにあったのには驚いた!

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