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正しいより楽しい~高校生が始める世界平和

皆さんこんにちは!
教育を本気で語る会、英語教師のJOYです!
今回は株式会社JEPLANに魅了された私が、
高校生と一緒に始めた「世界平和」の実現に向けてまとめてみます。

世界を平和にすることなんて自分にはできない。
高校生のほとんどはそう考えていると思いますが…
そんなことはない!
あなたにもできる些細なアクションで世界から戦争をなくすことができます!
そのアクションが

「着なくなった古着を集める」

ことです。

ハチのマークの回収ボックス


なぜ古着と戦争が関係あるのか?
それは古着をリサイクルすることで、戦争の原因となる
「資源の奪い合い」
がなくなるからです。

新しい服を作るときに必要な原料の1つが「石油」です。
この石油を巡って今も世界中で戦争が勃発しています。
だったら石油を使わずに服を作ることはできないか…
そこで開発された技術がケミカルリサイクル!
この仕組みをご教授いただいたのが
(株)JEPLAN取締役 岩元 美智彦 様  です

リサイクルのサークル


この技術を用いることによって古着だけで新しい服を作ることができます!
新しい服の素材は全て古着です!
100%リサイクル!
もう石油を必要としない。奪い合う必要もない。だから戦争も起こらない。
とてもシンプルな構図です。

地上にある資源を循環させるだけで世界を平和にすることができる。
この循環型社会では高校生も主役になれます!
なぜなら高校生は古着を持っているからです。
成長期であり思春期でもある高校生なので、着なくなった服もたくさんあります。
特に、私の勤務校は定時制高校なので生徒は私服登校です。
生徒たちは着なくなった服をリサイクルボックスに入れるだけ。
参加しやすいリサイクル活動なので、当事者意識を持ちやすくなります!
世界平和が身近に感じられます!

文化祭で古着屋開店☆

この点に着目して、勤務校の文化祭で実施したのが
「古着回収代行カンパニー」
生徒のご自宅に眠っている衣服を回収させてください! と頼むだけ。
その時に「世界平和のために!」とは言わず、
「リサイクル」とか「断捨離」といった
現実的な目標を伝えました。
その方が循環型社会のことを詳しく知らない生徒でも
単純な理由で参加しやすくなります。
その方が古着が集まりやすくなります。
その際に、古着回収ボックスやポスターにQRコードを貼り付けました。

https://fumikoda.jp/blogs/journal/200604-recycle-talkevent

これを見てくれて、私達の活動の目的に興味を持ってくれた生徒たちに、
世界平和へのプロセスを説明しました。
そうしたら高校生らしくSNSやcanvaを駆使して仲間が増えました。
服がたくさん集まりました。

それでもまだまだ10人程度です。
それでもここから少しずつ、平和の輪が広がりつつあります。
まだまだこの活動を始めて1年目。
生徒や古着の数もこれからもっと増やしていきたいです。
そこで、集まってくれた生徒たちにもっとケミカルリサイクルのことを知ってもらえるように、近いうちに工場見学に行こうと思っています。
実はジョージの様々な好条件が重なって、工場見学にはとても行きやすい環境なんです。
だからこそ、工場現場でリサイクルのリアルを生徒の五感で実感してもらいたいです!

これからももっと学びを深めていけるように、
この活動をじっくりゆっくり続けていきたいです。
工場見学のリアルをお届けできる日に向けて邁進します!!

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