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50歳、小型二輪免許一発試験に挑む(前編)

私は原付バイク好きです。
高校卒業の少し前に普通自動車免許を取り、しばらくはクルマ生活を送っていましたが、30歳位の時にクルマを手放してからはずっと原付生活を送っています。

なぜ原付なのかといいますと、それはやはり諸々の費用が安く済むからです。税金も保険料も安く、パーツも安いので維持費が抑えられるという理由です。車検も不要ですしね。

これまでに乗った原付は、dio(ホンダ)すぐに盗まれました(後述)→ today(ホンダ)→ vino(ヤマハ)→ vino(ヤマハ)→ vino(ヤマハ)→ vino(ヤマハ)です。
ほぼvinoです。

vinoはこんな感じの原付バイクです

特に保守的で冒険嫌いという性格でもないのですが、vinoは丸っこくてカワイイのです。学生時代に当時に人気だったカッコいい原付を買ってすぐに盗まれた事がありまして『カッコいい車種=盗まれる』と思っているのです。

毎月1,200~1,300kmほど乗りますので、なかなかのヘビーユーザーだと思います。今乗っているvinoは先日70,000kmを超えまして、まだまだ頑張ってくれそうなのですが、個人の努力では避けられない問題が迫っています。

排ガス規制適用による新規生産中止です。
2019年に施行された排ガス規制の猶予を受けていた訳ですが、その猶予期間が2025年10月で切れます。以降は原付の新車生産がなくなる見込みですので、もうガッカリこの上なしです。

丁度そのくらいの時期に今のvinoが寿命になりますので、その前に新車を買うか、中古を探すかで迷っていたのですが、
いや、小型二輪免許を取ろう!
という考えに至りました。環境対応という目的を考えればそうするべきかと思いました。

この2025年問題への対策も報じられてはいますが、どうも胡散臭いのです。
小技を光らせなくていいから、もっとシンプルな策を見出して欲しいと願うのですが無理っぽいので、私は小型二輪の免許を取る事にしました。また数十年後には小型二輪にも乗れなくなる時が来るかも知れませんが、その時にはもう爺さんになっているので、そこは考えない様にします。
 間違いなく言えるのは、110ccや125ccに乗れる免許を実技試験免除で付与されるはずがない、という事です。そうなると年をとってから免許試験に受かる自信はない訳です。バイクの操作以前に、まずコースを覚えられないだろうと。取るなら1日でも早い方が良いだろうと考えました。

バイク屋さんから教習所のパンフレットを貰っていたのですが、なんだか面倒くさそうでしたので、免許センターで一発試験を受ける事にしました。
既に申請を済ませ、試験日も決まっています。

申請に行った際にコースを歩き、他の受験生の試験の様子も見たのですが、8人受けて全員落ちていました。
相当難しいとは聞いていましたが、まさか全員失格とは。。。

私は平衡感覚が著しく乏しいので、落ちるとしたら一本橋。
そして運転姿勢。普段の癖で『ガニ股』になってしまうと思います。
膝が開かない様にくくっておきたい位です。
油断するとすぐにガニ股になります。
「落ちた理由はガニ股です」と言われない様に気をつけたいと思います。

それでは近々行って来ますので、改めて結果報告をさせていただきます。

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