「新しい」が美しいとは限らない、使いやすいとは限らない。- 和田 智

「新しい」が美しいとは限らない、使いやすいとは限らない。こだわるべきは、美しいか、使いやすいか、であって「新しい」じゃない。

日本企業の中には「これまで見たことがないものが売れる」という発想が、根強くあるからではないでしょうか。経営トップや幹部の方々にお会いすると、決まって「和田さん、ぜひとも新しくって売れるデザインをお願いします」と言ってきますから(笑)。

新しいことが正しいことでもないし、一番求められていることでもないのです。思いや哲学がまずあって、暮らしを起点に、思いや哲学を表現することこそが大事なのです。もっとざっくりいうと、町並みの風景や人々の生活とクルマのデザインが調和していなければならない、ということですね。

引用先:「日本のデザインは「新しさ」にこだわりすぎる。カー&プロダクトデザイナー/SWdesign代表 和田 智さん」http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140901/270640/?P=1

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