見出し画像

卒業報告と創業経緯について

本日3/25をもちまして、青山学院大学を卒業致しました。
先ほど卒業証書を受け取り、4年間の学生生活を無事終えました。

iOS の画像


お世話になった皆様に感謝申し上げます。
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。


そして、人生の節目でもありますこのタイミングで、この場をお借りし
皆様に創業経緯についてご報告させていただきます。


2020年1月10日に株式会社えにさむを設立致しました。
あっという間に設立から約2ヶ月ほど経ち、色々なことが動き始めております。
ありがたいことにお問い合わせも色々といただいておりますため、
改めて、「株式会社えにさむ とは」というテーマでお話しできればと思います。


1. 株式会社えにさむとは

画像2


株式会社えにさむは「地域活性化に向け、都市と地域の間の人材の流動性を高める」ことを目指す会社です。


具体的には
「場所にとらわれずどこでも働けて、どこでも生きていける」
世界を実現したい、そのためのかけ橋になりたい、と思っております。


社名の「えにさむ」は英語のスペルでは「ANYSOME」と書きます。
これはAnyとSomeを掛け合わせた造語です。


社名には
「Anywhere 世界中のどこでも働ける」
「Somewhere この地でこそ生きていきたい」


を始め


「Anyone 世界中の誰とでも働ける」
「Someone この人と働きたい」
「Anytime 好きな時間で働きたい」
「Sometime この時間に働きたい」


という想いを込めました。


「誰もが場所にとらわれずに最適な働き方や人生を送ることができるような社会」を共に創る社会を実現したいと考えております。


2. 株式会社えにさむの創業に至った経緯


私は情報の非対称性を解消したいと思っております。
元々、中学・高校生時代は神奈川県の学校に通っていました。


神奈川と東京は物理的には近いのですが、私自身の行動範囲が狭すぎたことと、神奈川の中でも駅のない田舎町に住んでいたこともあり、私はほとんど東京に行ったことがありませんでした。
そのため、東京を肌で感じることができたのは青山学院大学に入学してからでした。


完全に私にとって東京は未知の世界でした。


そんな東京での大学生活に胸を膨らませながら、私の夢のキャンパスライフは幕を開けました。


大学入学後はたくさんの友人を作るべく、積極的にサークル活動に参加しました。
徐々に友人が増えてきて、東京での生活に慣れた頃。
就活や将来のことを考え、「働くとは何か」「社会とは何か」を知りたいと思い、長期インターンを始めることにしました。


社会人の方と仕事をし就職や将来のこと、人間関係などを考えるようになりました。そんなことを考えていたら「正解はなんだろう」と思う日々が増えていくことに気づきました。


何が正しいのかを考えてしまい、自分が何をしたいのか余計分からなくなりました。
色々と悩んだ末に出たのは、不安の種は「情報不足」なのではないのかという仮説でした。


更に私は、「自分の中」だけで「答えを出そう」として考え込んでしまっていました。
同じ境遇の人間と意見を共有していれば、もう少し楽だったかもしれません。


私がそうだったように、就職や将来のこと、人間関係などに悩んでいるものの、その想いを共有できる心の拠り所が持てずに不安にかられている人は他にもいるのかもしれない。
そう思いました。


そこで私は、学生の学生による、学生のための学生団体を立ち上げました。
大学内外の学生がリアルで繋がりあらゆる情報共有が可能になる環境創りを実践しました。

画像3

iOS の画像 (2)


そんなタイミングで、成人式をきっかけに地元に帰る機会がありました。


ふと地元の友人に
「お前ってなんか充実した人生送ってるよなー、どうしたらそんな情報知れるんだよ。羨ましいよ」
と言われたのです。


大学に通って活動しているだけなのに、これほどまでに情報格差があるのかと、
目から鱗が落ちる程、衝撃的な気づきでした。


改めて、「物理的な場所によって情報格差が生じている」という実態に気づかされ、
自分も同じ境遇にいた人間だったからこそ、この現状を変えたいと強く思いました。


これが、私が地域活性に取り組みたいと考えたきっかけ、地域間の格差を是正する、つまり地域活性への取り組みの始まりでした。


その後出会ったのが、株式会社タイミーでした。
ちょうど新規事業として、地域で働いてその地域との関わりを持つ人(関係人口)を創出し、地域活性を図るという事業を起こすタイミングだったため、
私はその事業の責任者として、事業の立ち上げを担うことになりました。

画像5


仲間たちと山あり谷ありの日々を超え、満を持してリリースしたところ、想像以上の反響があり、地域で働きたいニーズが非常に多いことを知りました。


実際に運営する中で、地域で働くきっかけを作ることはできました。


しかし、地域で受け入れてくださった事業者様は
人手不足以外にも、事業承継や、事業改善、新規事業の創世等、様々な課題を抱えていることを知りました。


働き手と地域事業者、そして地域全体にとって包括的なソリューションを提供したいと考え、また今までの経緯から情報格差による機会損失を、私なりの方法で解決したい、と思い
独立起業することを決意しました。


3. 登記してから


登記してから今日に至るまで、銀行の口座開設、資金調達、地方出張、資料作成、事業計画など、本当に怒涛の日々でした。


そんな中でも、特に意識したことは実際に地方へ足を運ぶことに関して、より重点をおいて活動をすることでした。
毎週のように地方へ足を運んでおりました。
これだけ地方に足を運んだのは人生で初めてかもしれません。

画像6

画像7

(宇都宮 屋台横丁)

そんな日々の中で改めて、一次情報の大切さとその価値に気づかされました。

ネット社会である現代において、現地の方から聞くリアルな一次情報は大変貴重な情報です。
それらは「生の情報」であり、ネットには出てきません。
私は毎回、行く先々の情報は予めリサーチして行くことを心がけています。
ですが、現地の方から聞く情報の中には、どう調べても出て来ることのない情報が山ほど存在していました。


現地の方々は、知られていない情報を私のような東京の若者が知ってくれることについて
大変喜ばしいことだと言ってくださいました。
それと同時に、その情報が他地域、他県に認知されないことに対しての悩みもあったようでした。


私は、その現状を現地に行って肌で感じることができました。
これはまさに、私が成人式の時に感じたことと同じ、物理的な違いから生じる機会損失だと確信しました。


4. 地域活性化に向け、今後どのような活動をしていくのか


情報格差から来る機会損失を埋めるべく以下の3つの事業内容を軸に活動してまいります。

・イベント事業
・ジョブマッチング事業
・事業業務支援事業


古今東西、あらゆる人が、今よりずっと最適な意思決定ができる環境を創れること、えにさむとしてかけ橋の役目を担い、下支えしていけたらと思っております。

具体的な事業内容については、今後少しずつご紹介していく予定です。


新たな気付きもありました。登記をし、起業家や副業者のための情報が非常に少ないと気付きました。幸い、そういったことにお役に立てる深い情報網もありがたいご縁の中から得られる立ち位置を得ました。
少しでもその状況を解消できるようにこれから情報発信していきたいと思います。


株式会社えにさむは今以上に成長し、最適な意思決定がしやすい世界を実現します。
皆様のご支援、ご協力をいただきながら、誠心誠意活動してまいりますので
今後ともよろしくお願い致します。


株式会社えにさむ 代表取締役社長 本間大輝

画像8


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?