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「コントロールの錯覚②」No.174

「明日はきっといい日になる」そんな根拠のない自信を持つことで、
人は前向きに生きることができるのです。

だから、コントロールの錯覚を「理性的な私」によって逆手にとり、
生きるモチベーションを持つことにするとよいと思います。

そうやって生きるために必要なコントロールの錯覚のことを、
私たちは「希望」と呼びます。

矛盾した言い方に聞こえるかもしれませんが、
現実を見ないようにしている人ほど、
大きな希望を持つことができるのかもしれません。

ある研究によれば、うつ病の人ほど、「人生は自分の思い通りにできない」
と強く意識してしまっていることがわかっています。

これがその理由です。

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