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【GO FOR KOGEI】“水の都”富山市で北陸工芸と現代美術の祭典

旬・美・遊」では旬のおでかけ情報をはじめ、気になる新刊や新商品、見逃せない展覧会や伝統的なお祭といったご当地の話題など、さまざまなトピックをお届けします。(ひととき2023年10月号より) 

 富山、石川、福井の3県を舞台とした北陸工芸の祭典として2020年に始まった「GO FOR KOGEI」。4回目を迎える本イベントでは、絵の具だけでなく土、布、鉄などさまざまな物質を使用する26名の作家が参加。工芸の枠にとどまらず現代美術、アール・ブリュット*などジャンルを超えたラインナップとなる。

*既存の美術潮流に影響されない表現

桑田卓郎《美濃焼》2023年 Photo:Sudo Kazuya
増田セバスチャン《Polychromatic Skin-Gender Tower-》2022年 ミクストメディア 展示風景「Roppongi Art Night 2022」
久保寛子《やさしい手》2018年(鉄、ブルーシート)おおさか創造千鳥財団蔵 展示風景:「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」(六甲山カンツリーハウス、2018)*上記写真画像はすべて参考作品。「GO FOR KOGEI 2023」では展示されません

 今年は“水の都”とも呼ばれる富山市内に会場を集中させ、富岩運河沿いの3エリア(環水公園エリア、中島閘門エリア、岩瀬エリア)にて展覧会を実施。これらのエリアを徒歩や路面電車、観光船などで移動しつつ鑑賞する。豊かな水の都・富山の街を、工芸品や現代アートを楽しみながら散策してみてはいかがだろう。

会場となる「環水公園エリア」写真提供=とやま観光推進機構

GO FOR KOGEI 2023
物質的想像力と物語の縁起
―マテリアル、データ、ファンタジー(〜10/29)
富山市・富岩運河沿い
[時]10:00〜16:30(入場は閉場の30分前まで)
[休]樂翠亭美術館(水曜)、富山県美術館(水曜)、KOBO Brew Pub(火曜)、ほか会期中無休
*臨時休館・開館する場合もあります。公式ホームページをご確認のうえお出かけください 
[料]一般 2,500円、高校生 1,500円
https://goforkogei.com

出典:ひととき2023年10月号

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