東京国⽴博物館の敷地内にある日本家屋「応挙館」にて「TOHAKU茶館」が開催中だ。
「応挙館」は、名古屋市郊外にある明眼院の書院として1742(寛保2)年に建てられ、その後、三井物産の初代社⻑で茶⼈としても知られる益⽥孝(鈍翁)邸内に移築。さらに1933(昭和8)年に東京国⽴博物館へ寄贈された。普段は⼀般公開されていないが、このたび⽇本⽂化を楽しむ場として期間限定で公開されている。
禅の呼吸法や盆栽教室、着付けや茶道などさまざまな日本文化の体験が楽しめるほか、カフェでは秋田・新政酒造の日本酒や、メイド・イン・ジャパンの食材を贅沢に使用した料理や菓子、ドリンクが味わえる。
出典:ひととき2023年12月号
▼連載バックナンバーを見る