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FRENZ2023に「さよなら遊戯」を出展しました

FRENZ2023、お疲れ様でした。このイベントは初参加でした。

私は1日目昼の部に出展し、自分の作品の勇姿を見届けました。ありがとうございました。
これ以下の文章を要約すると、最高でした!となる。

わざわざこれを読んでくれているということは知ってる人が多いと思うが、私は方野冥利という。

みょうりって書いて、めいり、です。しかも、かたのでは無く、ほうのである。読み辛くてごめんね!趣味でシンガーソングライターをやっている。

FRENZ(フレンズ)。多種多様な映像作品が出展され、それを会場の皆で鑑賞するイベントだ。映像のバーリトゥードである。今年はFRENZ2023。

初参加にして初出展。参加する前、どんな雰囲気なのか掴もうと、これに関しての色んな文章を必死で見た。それらにとても勇気付けられたので、私も書き残しておこうと思った。

あと、この感動を忘れないうちに残しておきたかった。鉄は熱いうちに打て。

ぞくぞくと会場に集い、FRENZ2023という文字の写真を撮影する人々。ロフトプラスワンの前を通る人に対して、あの人はFRENZか!?違うか!?あの人は!?となっていたり。これをFRENZ人狼という。

入場列に並んでいる際、インターネットの人々がリアルに存在する~~!!と戦々恐々としてしまった。私はとんでもないことに首を突っ込んでしまったのでは?とビビり散らかしていた。

その際の奇行
・たすけて、とツイート(ポスト!)
・頭上の蛍光灯を凝視する
・地面を凝視する
・人と人との間の何もない空間を凝視する
・スマホの壁紙の幽谷霧子に脳内で話しかける

ロフトプラスワンに入って、トイレに行ったときのアングラ感。階段を深く入った、地下二階という場の、心地良く淀んだ空気。この場を大勢の人とこれから共有するんだというワクワク感。え?私の作品本当に出るの?という疑心暗鬼。

ちなみに、前々日、前日、当日と何回も自分の作品を見返し、これが本当に流れる…?となっていた。実感が無かった。

オープニング。エンディングもだが、私があそこに刻まれたのがとても嬉しい。

私のアイコンの子(方野冥利美少女のすがた)がまさかの、めちゃかわにデフォルメされて動いてる!?本当に何も聞いてなかったからびっくりした、マジで。84yenさんありがとうございます。映像がアップされたらスクショして大切に保存します。

映像が流れる前の、出展者の名前発表ってあんな感じなんですね。あれは多分インターネットじゃ見れないから、初見だった。

プレッシャーえぐすぎるでしょ。もっと早くに名前を呼ばれると思ってたので、あれ、まだ?まだ来ない…?まだ…?と心臓が危うく破れるところだった。刺すなら早く刺してくれと思っていた。出展者の方々は毎年あの緊張を体感しているんですね…。

私の名前が呼ばれたのが、2部のラストでしたね。2部のトリ~~!?ここ!?ここなの??めちゃくちゃ嬉しいんですけど。

流れたのがこれです。「さよなら遊戯」。

あの会場、音響がすごいですね。音がズバンズバン来るという。

私の曲があんな大迫力な音で流れるなんて、感動。自分の環境で聞いてたときは、低音が弱いかな?と思いつつもミックス・マスタリングはいつも通りにして出した。ので、ショボくならないかな?と不安だったのだけれど、杞憂だった。

拍手。登壇。めちゃくちゃ緊張して声が震えまくってた。自分の声マイク乗り悪すぎるだろ、となっていた。さて、なんて言ったかな。

Q.何を吸収してこれが出来ているのか?アニメ?ドラマ?

アニメはたまに観てて、ラブライブ!が好きです。曲から入ってアニメも観て。影響、うーん、様々なアニメ~?と言ったけど、あんまり「あぁー、なるほどね」とはならんよね。

ラブライブ!というかμ'sは私の血肉で、作曲を始めたきっかけがそれだから、とっさに出てきた感じ。

何を…吸収して…これが出来ているのか…?

え?何マジで。自分でも分からん。そんなこと考えたことが無かったから。
この文章書いている今必死に考えてるんですけど、なんかああなったとしか言えない。

私の絵柄とか、曲調とか、作風的なのは、これ!みたいな特に強い影響があったわけでなく、様々なものが絡まり合ってこうなってるんだと思われる。

でも、強くこの映像作家が好き!というのはあった。なので、えいりな刃物さんのファンを勝手にやってると壇上で言いました。

多分ビビられましたよね。すいませんでした。ここで名前出さない方が良かったら修正します。一番の影響はそれじゃないですかね?恐らく。

ファンを”勝手に”でツッコミが入りましたね。ファンって勝手にやるもんだから!と。ファナティックが語源だから!と。

ファナティックってあれですね。さよならを教えてのゲームジャンル、ファナティックアドベンチャーノベルでしか聞いたことなかった。
あれなんだ、ファンの語源って。また賢くなった。

えいりな刃物さんのファンアートタグで#十二指腸に届け、っていうのがあるのだが。何年か前にこっそり描いた。

あのときも、許可取ってないのに”勝手に”描いて良いのかな、と友人に相談したほどだ。なんか、これで良いのかな、と。

えいりな刃物さんは、昼の部終演後にわざわざ話しかけてくださって、私のファン活動を認めてくれました。本人公認。やったー!

なんか、これまでの自分の頑張りが報われたような気がします。いつか刃物さんみたいなすごい映像を作れるようになりたいです。

感想を見ていると、クレジットの「全部」に突っ込まれてる方が結構いらっしゃいますね。

あれは、自分のやりたいことを好きにやってたら、なんかああなった。なんなら、シンガーソングライターという肩書きも全然しっくりきてない。
映像作家でもなく、イラストレーターでもなく、私は何だ?

もともとイラストは子どもの頃から描くのが好き。幼稚園とかのレベル。
高校・大学とデザインの分野を学校で勉強していた。

大学生のときに、映像に興味があったので、映像的な単位を多めに取った。
それでAfter EffectsとPremiereの使い方を習ったり、卒業制作でアニメーションを描いたり。

大学卒業後に、楽しそうだからという理由で作曲の勉強を始めて、歌うのが好きだからボイトレに通って。
点と点が繋がるように、「全部」は成り立っている。

無色透名祭(ボカロ曲匿名投稿イベント)に、今度はボカロPとして投稿する、といった流れで、歌の話になった。

仮歌はボカロで入力してるんですよ→自分の声じゃ駄目なの?→自分の声気持ち悪いんで、自分の歌が上手いとは思ってないし、という流れだったか。

前田地生さん(主催の方ですね)に、「上手い下手とかじゃなく、魅力がある」と言ってもらえたのが、本当に本当に嬉しかったです。

あと、どこかのタイミングで「面白い作品だと思った」的なことも言ってくださいましたかね。記憶違いならすみません。

ずっと自分は、歌が上手くならなきゃ、でもいつまで経っても自分の歌が上手く思えない。ボイトレに通って上手くなっているはず、なのに実感が全然無いのでずっと不安、というジレンマ?を抱えていたので。

上手い⇔下手だけじゃなく、魅力の部分を磨くことが大事なのかな、と気付かされました。

結構、司会のお二人の流れに任せよう、というスタンスで登壇したので、困らせてしまったかもしれない。

でも、丁寧に掘り下げてくださるお二方のお陰で、緊張しながらもそれなりに喋ることができました。前田地生さん、やんわりさん、ありがとうございました。

(人違いならこの節消しますが、やんわりさんってゆめにっき実況されてました?当時見てました!火星さんのところで涙されていませんでした?あそこで、この人は優しい人なんだな、と思いました)
<追記>ご本人様でした!ただ、涙されてたってのは記憶違いだったっぽいです!別の方かも…許してくれ…

登壇後に話しかけてくださった方、ありがとうございました。

まず、全員Twitter(X!)をフォローできなくてすみません。以前、人付き合いが嫌になってTwitterを辞めてしまったことがあったので、あまり抱えすぎないようにしているんです。
フォローしてないから嫌い、好きじゃないとかでは全然ないです!フォローしている方も、あまり反応ができずすみません。見るには見ています!

色んな方から名刺が貰えて嬉しかったです。大切にします。
人見知りで、自分から話しかけに行けない小心者に、あんなに優しくしてくださって、なんというか、面目ないです。

スペースやってほしいという声があったんですが、スペースってワンクリックであれよあれよだから怖くないですか?
とにかく、音声コンテンツ、ラジオ的なのはやりたいので、気長にお待ちください。

普段ではありえない量の感想を頂き、信じられないという気持ちでいっぱい。これからも、ペースはかなり遅いと思うが、頑張ってMVを上げていく所存。

来年出展するかどうかは完全に未定。出すとしたら、また地獄のスケジュールになる。嗚呼。

というわけで、とても充実した時間だった。実は、出展応募は結構迷っていた。こんなクオリティで大丈夫なのだろうか、他の方と比べて見劣りしないだろうか、皆は退屈しないだろうか、と心配だった。

でも、勇気を出して行動して良かった!と心から思える。それくらい素晴らしい、熱気のあるイベントだった。

すぐに作品自体についてのnoteも出す予定なので、そちらも見てくれたら幸い。

<追記>出しました。

FRENZに関わられている全ての方々、こんなに長い文章をここまで読んでくださったあなた、本当にありがとうございました!

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