見出し画像

ニートになるにも才能が必要。なりたい自分が見つからなくて悩んでいるなら、とにかくやってみることが大事。

ニートになれるひととなれないひとがいます。ニートなんて誰でもなれると思っているなら間違いです。ニートに適性がないひとも一定数います。私がそうです。

なにもしないということは、自由かもしれませんが、常に焦燥感を抱いて暮らすことになります。一応、私は当時大学生という身分と、翻訳者という仕事がありました。それでも、そのどちらも家で完結してしまうため、実質ニートで、暇を持て余し、暇に殺されていたのです。人間が退屈に耐えられない宿命を持った生き物であるということは、「暇と退屈の倫理学」という本に詳しく書いてあります。

なりたい職業がなくても、なにかのかたちでお金を貰わないと生きていけません。生きていくため、生命を維持するためと理解して、仕事を続けていると、それが「案外向いているな」あるいは「こんなの病むだけや」とわかります。そうすると、自然とやりたいものがわかってくるのではないでしょうか。

やりたいものを無理に探さなくても、人生はいくらでもやるべきことを与えてきます。大学での勉強で面白いと思ったことがあればそれを、ゲームが好きならそれに関係していそうなことを、サークルに入っているならそれと関係したことを、なんらかの形でしていくのが良いです。まったく思いつかないというのであれば、年収の高い仕事についてみると面白いかもしれません。お金はすべてです。数字が増えていく「銀行口座」というゲームだと思って楽しんでみてください。

この記事が参加している募集

就活体験記

留学資金などに使います。ご支援よろしくお願いします。 また、私が欲しい本を集めたほしいものリストも公開しています。 https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/9WBR0K7KWYX8?ref_=wl_share/