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Yahooショッピング間違ったインボイス制度領収書対応方法

Yahooショッピング出店者さんお疲れ様です。


ECベテランのますくんです。


今回は2023年に入って出店者を悩ませている「インボイス制度」についてお話させていただきます。


インボイス制度の領収書発行の対応をYahooショッピング出店者はしなければなりませんが、「間違った対応方法」をしたら、「店舗の評価を下げられてしまう」ので、よく読んで下さいね。







インボイス領収書対応方法3つ(現状)


まずYahooショッピング出店者ができるインボイス対応の領収書を発行する手段3パターンをご紹介させていただきます。



1、質問形式
2、新機能
3、注文後に問い合わせ


それぞれ詳しく見ていきましょう。



1、質問形式


まず最初のYahooショッピング出店者ができるインボイス領収書対応方法は、「質問形式」です。


これは過去にこの「ますくんnote」でもご説明しましたが、Yahooショッピングの管理画面ストアクリエイターProの中から、ショッピングカートの内容をカスタマイズして、「注文時のショッピングカート内でインボイス領収書を希望するか質問する方法」でした。


詳しく下記の記事をご覧下さい。




この「質問形式」では、お客様が注文管理画面でインボイス領収書が必要かどうかを回答するので、「希望する」を選んだ注文なら、商品に同梱する形でお客様にインボイス領収書を発行します。




2、新機能


続いてのインボイス領収書対応方法は、「新機能」でして、こちらはYahooショッピングで新しくリリースされる、「インボイス領収書発行が自動」でできる機能です。


先ほどの「質問形式」のように、わざわざお客様にインボイス領収書が必要かを聞く必要がないので、出店者からしてみたら便利で有り難い機能です。


こちらについても、過去に、「ますくんnote」でお話させていただきましたので、気になる方は下記の記事をご覧下さい。





3、注文後に問い合わせ


最後のYahooショッピングのインボイス領収書対応方法は、「注文後に問い合わせ」です。


いわゆる注文が完了した後に、お客様からYahooショッピングの「問い合わせ機能」を使ってインボイス領収書希望の連絡をもらうパターンです。


注文直後に来るケースが多く、商品に同梱するにしても時間的には問題なく対応できるでしょう。


お客様からしてみたら、多少の不便はありますが、インボイス領収書を受け取れるのでこのパターンで連絡してくるお客様もいます。




間違ったインボイス領収書対応方法はこれ



さて、3パターンのYahooショッピング出店者ができるインボイス領収書対応方法をお話させていただきましたが、間違ったインボイス対応方法はどれだかわかりますでしょうか?


正解は、「3、注文後に問い合わせ」です。


この「注文後に問い合わせ」でインボイス領収書を対応しているYahooショッピング出店者は、「評価が下がり損をする」ので絶対にしないで下さい。



なぜ損をするのか


なぜ「注文後に問い合わせ」が損をするのかですが、これにはYahooショッピング「特有の評価システム」が関係しています。


実はYahooショッピングでは、お客様からの評価やレビュー内容だけでなく、「Yahooショッピングが出店者を様々な項目で評価している」のです。


出荷遅延率や、売上規模、キャンセル率、メール配信、クーポン活用まで様々な項目をYahooショッピングがチェックしていて、合格不合格の評価を付けています。


この中の1つに、「お問い合わせの数」があります。


これは「お問い合わせの数が多い方がマイナス評価」になっており、お客様から出店者にお問い合わせが来れば来るほど、「出店者の評価は下がる仕組み」になっています。


これは、なるべくユーザーが不明点なく買い物ができるようにするためで、



●お問い合わせ=ページに不明点がある



のような評価基準になっており、Yahooショッピング出店者は、「出来るだけお問い合わせをもらわない方が有利」なんです。


つまり、今回のインボイス領収書対応方法においても「注文後に問い合わせ」をもらえばもらうほど、Yahooショッピングからの評価も下がってしまうわけです。


こういった意味合いも含めて、Yahooショッピング出店者は「3、注文後に問い合わせ」の方法で、インボイス領収書対応をしない方が損をしないわけですね。





どの方法が良いのか


最後にYahooショッピング出店者ができるインボイス領収書対応方法3パターンの中で、どの方法が1番損をせずにお客様にインボイス領収書を発行できるかをお話させていただきます。


「3、注文後に問い合わせ」はもちろん、やめて下さい。


問題は、「1、質問形式」もしくは、「2、新機能」ですが、これは「Yahooショッピングの新機能を使うのが1番良い」でしょう。


「1、質問形式」は私ますくんが応急処置で考えた方法ですので、正規の方法ではありません。


やはりYahooショッピングが正式にリリースする「2、新機能」を使いお客様にインボイス領収書を発行しましょう。


この「インボイス領収書新機能」について、詳しくわかりましたら「ますくんnote」でも記事にして解説しますね。



ECベテランますくん





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