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一番良い色のピンクダイヤモンドとは?

たまに依頼があって使うピンクダイヤを使っています


ピンクダイヤにも色のグレードがあり、これは最高グレードの1つ、ヴィヴィッドピンクです。
単純にヴィヴィッドではピンク色より赤っぽく見えるのでファンシーが付き、その上ピンク色に近いパープリッシュが付くというピンクダイヤモンドです。

「ファンシーヴィヴィッドパープリッシュピンク」

というグレード。こうなっては何が何か分からないと思うので、見た目で1番ピンク色に見えるピンクダイヤと覚えておけば大丈夫です。

色々なピンクダイヤを見てきましたけど実際の見た目で一番ピンク色に見えると思います。ファンシーピンクがピンクですが、プラチナの地金に入れたりすると少し薄くなるのでその為少し濃い目のピンクダイヤモンドを使います。

ピンクダイヤモンドは超高額です

長さ4ミリ、横幅2ミリ程度と相当小さいですが、信じられないほど高額です。デパートの売り場に登場すると200万円以上はします。

ピンクダイヤモンドはオーストラリアのアーガイルで採掘されるんですが、買ってきたピンクダイヤの中から「レッドダイヤモンド」が出る場合があり、その時は石屋さんがとても喜んでました。

レッドダイヤモンドになると価格が一桁違ってくるので凄く儲かるそうです。何千石に一つだそうです。

このピンクダイヤモンドはレッドではありませんが、とても高額でした。

ピンクダイヤモンドは希少石です

価値が分かる人じゃないと買えませんし、希少価値そのものの宝石です。
ピンク色のダイヤモンドが欲しいと思っても気軽に購入出来る物ではありません。

ちなみに隣にある丸いダイヤもピンクダイヤです。これはサイズも小さいですし、そんなに高額ではないと言いつつ婚約指輪1本は買えてしまうくらいです。

カラーダイヤモンドは奥がもっと深い

無色透明のダイヤモンドも奥が深いんですが、それよりもっと深いのがピンクダイヤモンドなどのカラーダイヤモンドです。未だに分からない事があります。と言うのも見る機会が少ないんです。

色々な色のダイヤを見ないといけませんし、簡単に価値が分かる物でもないですから、扱いには十分注意しないといけません。

またいっぱい扱いたいです。

婚約指輪などのサイドストーンに使う事が現実的

ピンクダイヤモンドやその他のカラーダイヤモンドはメインの宝石として扱うのは敷居が高過ぎます。現実的と考えられるのは婚約指輪などのサイドストーンとして使うという事がアクセントとしてもとても良い方法だと思っています。

メインのダイヤモンドとしてこういったピンクダイヤモンドを使うのは別の機会に取っておく方が良いと思います。

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