3月13日からの日々

3月13日、朝起きるとなんだかのどが痛かった。
ときどき乾燥することがあるので、今回も夕方頃には治っているだろうと思っていたけど、退勤する頃になっても一向に良くならない。

14日、やっぱり変わらずのどが痛いうえになんだか身体の節々が痛い。
万が一に備えて出勤前に病院へ。
念のために、と別室の待合室に案内された。
看護士さんと患者のおじいさんが
「今日はわし何で来たと思う?」
「自転車?」
「三輪車や」
「めっちゃ安全やん」
という会話をしていてとても関西を感じた。
診察の順番が来て、流行病の検査もしてもらったけど結果は陰性。
大人しく出勤するも、どんどんしんどくなる身体。止まらない咳。
ふらふらになりながら帰って熱を測ると37℃超え。
1日経ち、2日経ち、解熱剤を飲んでも一時的にしか下がらない熱。
家にあった検査キットを使っても陰性。
あまりのしんどさと何も出来ず寝たきりなのが不甲斐なくて、夫の前で爆泣きする31歳女性が爆誕。
陰性のわけあるかい!普通の熱ならいつも1日寝ていれば下がるのに!

17日は日曜日だったけど、発熱外来を受診。
診察室に入ったら、金髪のお医者さんが待っていてびっくりした。
「インフルエンザB型ですね」と言われた。
金髪のお医者さんはおしゃれなおばさまで、「しんどかったでしょう、のども痛いでしょう」とすごく優しい言葉をかけてくれた。
びっくりしてごめんと思った。
処方されたインフルエンザの薬を飲んだら、あっという間に解熱した。

発症から一週間以上経った今でもまだ咳が続いていてあまり眠れない。
ついでに嗅覚がまったくなくて、ごはんのおいしさが少し感じにくくなっていることがかなしい。
5、6年ぶりに罹患したけどこんなにしんどかったっけ、インフル。
今年は珍しく挙式のために予防接種もしたのに。
予防接種をすると罹患するというあの都市伝説は本当のような気がする。

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