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堺が舞台「黄金の日日」と「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」①

この度の台風と地震により、被害を受けられた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。一刻も早い復旧を祈念いたします。

今月25日発売新刊、「日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記」の舞台は、江戸時代初期の堺です。その堺で茜屋という店を継いだ清兵衛という男が、倒産寸前に陥った店を再建する話がベースになります。

ところで、堺が舞台の時代小説で商売ものというと、何を思い出されるでしょうか?  いくつかあると思いますが、やはり、何と言っても大河ドラマにまでなった城山三郎先生の「黄金の日日」ではないでしょうか。

信長、秀吉の時代に活躍した堺の商人、呂宋助左衛門が主人公の物語です。1978年に大河ドラマになったのですが、原作小説も読みましたし、ドラマもわくわくしながら見ていました。

それまでの大河ドラマと違って、商人が主人公になった画期的なドラマであり、信長、秀吉、家康といった権力者に対して、決して怯むこと無く生きて行く、当時の市川染五郎さん(現松本白鸚さん)演じる助佐の姿がとても魅力的でした。

(次回に続く)

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