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生きるって、歯を磨くことみたいなもの

生きるって息をすうこと、はくこと。
食べて、飲んで、出して、また食べて。
ぐるぐる回っている。
いいこともあるし、よくないこともある。
それでも、関係なく今日ぼくは歯を磨く。

どうせ、生きるなら

生きることは表現の連続だと思う。本人にその意志があってもなくても。どうせ生きるなら、どうせ表現するならば、自分の内側にある世界・心情風景と外の世界がつながって、共鳴するほうが楽しい。人とつながったと感じた時の興奮を体験したい。

表現手法を深める、ということ

同じことを繰り返していても、だんだんと表現は洗練されて深まっていく。表現することは大切だ。テーマがあり、伝えたいメッセージがある。根拠が必要なら添えればいい。例が必要ならいくらでも語るといい。言葉によらない表現もたくさんある。どれも大切だ。麗しい人生をいろどるすばらしいものだ。

自分を見つめること

自分がなにで表現するか感じ取ろう。芸術でもいい。絵画・写真・動画・イラスト・音楽・詩・刺繍・ダンスなどなど。芸術でなくてもいい。スポーツや武道を通しても表現することが十分できる。おしゃべりでもいい。メールでもLINEでもいい。日々なんとなく行っている「たのしいこと」。それを意識的に見つめ直し、拡張して表現していくこと。あなた自身がさらに輝き、周囲も照らされて明るくなり、喜びと平安に包まれる世界に入っていける。

マイナスモードの時はどうすればいい?

いま、なにもできなくても、何も気にしない。たとえば休むというのも一つの表現。自分のありようを認めつつ、次に心が向かいたい方向を見定めていく。人のせいでつっかかっているなら、心の中に居座るその障害を取りのぞく。意識するほど怒りを抱えるほど、形がくっきりする。不思議なもので、怒りを手放し赦すことで、障害が霧散する。時間の経過と、自分自身への共感・受容を経て、意味があったと捉え直す。ゆっくり前を向いていくこともできる。でも、あせらず。一歩一歩。戻っても、また一歩。

目の前の一つ一つを丁寧に

一つ一つの動作を丁寧にしてみよう。生きていることを噛みしめよう。プラスもマイナスも生きているからこそ発生する感情。いつかは死んで解放されるのだから、いまだけの話。必ず潮目も変わる。もちろん、心身の危機がある時は全力で逃げていい。逃げなければならない。将来あなたに助けられる誰かのために。あなたは生き延びる必要がある。そしてあなたが生きる=なにかしら表現することが、誰かの救いとなっていく。あなたはすてきな花をすでに渡されている。ゆだねられている。あせらず、たゆまず。おそれず、たのしく。今日もまいりましょう。

そして、きょうもぼくは歯を磨く。

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