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苦しみから抜け出るための、簡単な4ステップ

苦しみを超越する方法として、「いまいる次元から離れる」という方法があります。

■苦しんでいる状態とは?

同じ次元、同じ軸にいる限り、同じ世界にとどまることになります。いくら稼いでも、お金至上主義の軸にいる限り、お金から自由になることはありません。どこまでも稼ぎ続け、お金を増やし続けることを考えるだけです。いくらテストの点数を上げても、偏差値至上主義の軸にいる限り、偏差値教育から自由になることはありません。事業、就職出世、結婚、子育てにおいて見えない偏差値を競う呪縛にとらわれ続けることになります。存在価値をそこにかけながら。

いやいや、同じ軸を突き詰めて一定の成果を出せば、自由になれるのでは?例えば、十分なお金を稼いだら どこかでお金から自由になれるとか、人気の大学に入ったら偏差値から自由になれるとか。たしかにチャンスはあるかもしれません。しかし、うまくいくことがむしろ離れる弊害になるリスクもあります。うまくいくと、強化学習されて「もっと、もっと」になりやすい。

■どうしたらいいの?

考え方一つで十分です。考えているある1つのことを変えることに集中しましょう。(心が)自由になるのに、膨大な時間と労力をかけて、得られるかわからない成果を上げるまで待つ必要はありません。考え方が、その場所、その軸に私たちを縛りつけているだけだから。苦しいのは、その次元の中で考えるから。その軸の数字だけを上げようとするから。

まったく別次元の軸で考え始めると、元々いた次元から解放されることになります。お金、人気、出世、健康、幸せ。一つに価値をしぼらない。別の軸を入れて自らの視点を変えることで、事実に対する印象が変わります。心の枠を広げていくイメージです。

■で、何をする?

1. 落ち着こう

苦しくなっていることに気がついたら、まず目を閉じ深呼吸します。ストレッチやセルフマッサージを入れてもいいでしょう。このようにして、体をゆるめます。

2. 自由に書く

落ち着いてきたら、紙とペンを用意します。そこに「いま自分は何を求めて苦しんでいるのか?」とまず書く。そして、手のおもむくままにペンを走らせます。文字だけでなく、落書きのように自由に絵でもなんでも、心に浮かぶことをかいてゆきます。このようにして、心と精神をゆるめます。

3. 休む 

書ききったらスッキリ感を満喫し、数分きます。間ではなるべく何もしないで休む。お茶を飲むとかトイレに行くとか程度にとどめます。無意識レベルでの調べ物が進行中です。

4. 見返す

そして休みから戻ったら、先ほどのメモをながめてみます。「いま自分は何を求めて苦しんでいるのか?」に対する答えが見えたら、求めているもの以外ですでに手に入れているものを挙げてみます。命、健康、関係、夢、時間などなど。他に求めていきたいものも挙げてみます。加える、または差し替える新しい軸を探っています。

減らしたり、無理矢理変えるのではなく、軸を追加して広げる。いま求めているものから逃げるわけではありません。むしろ、自分の軸を増やして自由度を上げていくんです。

このやり方がうまくいかなくても落胆しないでください。ただ自分にあっていないだけかも。実施タイミングがもう少し後なだけかも。自分に素直になる勇気がもう少しほしいだけかも。

■まとめ

1. 落ち着く(体をゆるめる)
2. 自由にかく(精神をゆるめる)
3. 休む (無意識レベルでの探索)
4. 見返す (新たな軸を探る)

というステップを踏むことで、気持ちのハマりから抜け出して、効果的なあたらしいアクションを起こしていくことがしやすくなります。ゴールは「真にイキイキと幸せを感じながら生きること」になります。

■注意事項

一つ最後に。ここまで読んで「イキイキと生きねば!幸せ感じて過ごさねば!(人としてのわたしの価値は低いままだ)」と焦る気持ちを抱いた方は、その軸とはまた異なる軸を探ってみることをオススメします。いまネットをする時間がある、お金がある、健康がある。何かしらイキイキや幸せとは別の感謝できるものを探る。そこに光を当てるイメージを描いてみてください。

わたしたちは、それぞれが愛され満たされて、OKな大切な存在です。

Have a good day!!

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