結局、シネマヴェーラ渋谷に6日間通った。1日に2本、計12本の“ニッポンの喜劇映画”を観た。年代順に並べると次の通りである。今回の企画で上映された作品の中、観なかったのは、これまで何度も観ている「ニッポン無責任時代」と、TVドラマ「田舎刑事」シリーズ（渥美清主演）の2本。

1939年　「エノケンの頑張り戦術」監督:中川信夫／主演:榎本健一
1948年　「幽霊暁に死す」マキノ正博／長谷川一夫、轟夕起子
1953年　「名探偵アジャパー氏」佐伯幸三／伴淳三郎
1959年　「東海道弥次喜多珍道中」近江敏朗／由利徹、南利明
1960年　「人も歩けば」川島雄三／フランキー堺
1960年　「東京の暴れん坊」齊藤武一／小林旭、浅丘ルリ子
1961年　「ろくでなし稼業」齊藤武一／宍戸錠、二谷英明
1962年　「雲の上団五郎一座」青柳信雄／フランキー堺
1962年　「三等重役」春原政久／河村黎吉、森繁久弥
1963年　「喜劇 とんかつ一代」川島雄三／森繁久彌、淡路恵子
1964年　「続・拝啓天皇陛下様」野村芳太郎／渥美清、久我美子、宮城まり子
1965年　「大冒険」古沢憲吾（特技監督:円谷英二）／クレージーキャッツ

主演として記さなかったが、映画に登場した喜劇人及び印象に残った方々

花菱アチャコ、沢村貞子、田端義夫、清川虹子、横山エンタツ、柳家金語楼、古川ロッパ、益田喜頓、トニー谷、嵐寛寿郎、宇津井健、大空真弓、桂小金治、森川信、加藤大介、由利徹、中原早苗、藤村有弘、小沢昭一、南田洋子、吉永小百合、三木のり平、八波むと志、水谷良重、小林桂樹、藤間紫、越路吹雪、山茶花究、池内淳子、団令子、岩下志麻、藤山寛美

改めて眺めると、凄いメンツである。

明日は、感想を少々書くことにする