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食洗機がこわれたので再度ミーレ製を購入〜ビルトイン型導入される方は、是非ご参考に

食器洗い乾燥機が動かなくなった。我が家は、2008年に完成し、その時にビルトイン型の食洗機を入れた。ただし、家の落成と同時に海外勤務となり、本格的に住み始めたのは、その6年後の2014年から。したがって、経常的に使い始めてからは約10年である。

食洗機はドイツのミーレ製(幅45cm)、家を建てる時は、とにかく決めないといけないことが多く、食洗機の選定は妻に任せていた。特に問題はなく、日々の洗い物・食器乾燥をしっかりとこなしてくれていたが、よる年波には勝てないのか、1~2年前に不具合を起こした。製造後10年以上が経つモデルでもあり、部品の在庫が微妙だったが、無事に修理ができ、復活してくれた。

そして今回新たにトラブルが発生。部品はなんとか調達できるようだが、修理代は10万円程度。そろそろ、買い替え時である。

1996年にロンドンに赴任、借りた家には食洗機が設置されていた。その後、何度か引っ越したが、食洗機は必ずあった。BOSCH製かミーレ製、食洗機の便利さが身にしみ、生活に欠かせない道具となった。

きれいになることは当然だが、食器が乾燥されるのがよい。食器をふくという作業は意外に面倒である。食器棚にしまってくれる機能があると完璧なのだが、ロボットじゃないので流石にそこまではやってくれない。なお、ロンドン時代に使っていた食洗機は一度も壊れたことがなかった。

ちなみに香港のアパートには食洗機はない。なぜなら、“アマさん“と言われる家政婦さんが炊事・洗濯を行う家が多く、自分で洗う必要がないからである。我が家は当然雇っていないが、週に数回掃除の人が来たので、シンクに放置しておけば洗っておいてくれた。大抵は自分たちで洗っていたが。

日本でも食洗機は普及してきたようだが、意外なことに、あっても使っていない人が多いようにも聞く。

我が家はミーレ一択で買い替えるのだが、折角なので日本のビルトイン式食洗機事情について調べてみた。

スペース的な問題だろうか、日本では引き出し式の箱型スライドオープンが主流のようだ。ロンドンでは見たことがなかった。全て、フロントオープンと言われる、ドアが手前に倒れ中からカゴを引き出す仕組みだ。

私はここに大きな違いがあると思う。

スライドオープン型は、下から入れていくので、上カゴがスライドするとは言え、順番を考えないといけないようだ。二人暮らしの我が家の場合、一度の食事で食洗機は満杯にならない。そんな家庭には、なんだか使い勝手が悪そうである。あくまでも想像だが。

フロントオープン、私の使っているミーレ製の場合、下に大きなかご、上はグラスや小型の食器が入る浅めのカゴ、一番上はナイフ・フォークなどが入るスペースになっている。それぞれのカゴが独立して出し入れできるので、食事が終わったらサイズごとにカゴに入れ、数度の食事でほぼ一杯になったら食洗機を作動させる。

鍋や金ザルも入るし、魚焼きグリルの網やトレイ、オーブンの天板など、なんでも入れる。(もちろん、アルミ製のものなど、食洗機不可のものは入れないが)ストレス・フリーで使える優れものだと、改めて思う。

あまり無責任に書くのも良くないと思い、家電量販店に行って国内製の食洗機を見た。やはり、使い勝手が悪そうである。

ビルトイン型の食洗機導入を検討されている方は、ミーレ製品を是非見て欲しい。東京・関西であれば店舗があるし、オンラインでもある程度は感じがつかめると思う。

なお、ミーレの最大の問題は価格だが、私は目をつむり、ついに新しいミーレがやってきた!

10数年の技術の進歩は流石にあり、フロントのパネルには日本語で動作環境が表示される。さらに、終了後にはドアが自動的に少し開き、中の蒸気を追い出して、乾燥を促す仕組みである。

これで食洗機問題は解決した。我が家の白物家電で心配なのは冷蔵庫。こちらは、20年選手になっている。慌てることにならないうちに、考えた方がよさそうな気がする


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