10月22日の日曜日の夕方、妻がNHKの番組で忌野清志郎が取り上げられているのを発見した。番組名は「Dear 忌野清志郎」。

後で調べてみると、9月16日に初回放送、10月29日まではNHK＋で配信されている。

定期的に忌野清志郎、RCサクセションのことは話題にしているが、この番組もよかった。

竹中直人、梅津和時、矢野顕子など、清志郎と関わりの深かった人のトークに加え、木村拓哉、のんと言った人も登場する。5月に記事にした片岡たまきさんの姿も見られる。アーチストの奈良美智も想いを語るのだが、“奈良美智“って女性だと思い込んでいたので驚いた。

そんなことはさておき、清志郎の番組を見ると、やっぱり涙が出てくる。享年58歳、若すぎるよー。私は馬齢を重ね、彼の人生の長さを超えてしまった。。。

木村拓哉が名曲“君が僕を知ってる“を紹介するが、この曲に元気づけられた人は、私や木村拓哉を含め無数にいることだろう。

番組では清志郎の様々な言葉が紹介された。本人が画面に登場し、望むことは「世界の平和です」とシンプルに言い切った。残念ながら、彼の死後、状況は好転どころか悪化、ウクライナ問題は未だ解決の兆しはない上、ガザ地区の問題も勃発。


今更ながら、清志郎の「愛しあってるかい？」という問いかけが重みをもって我々の心に響いている。

番組ではRCサクセションの“空がまた暗くなる“が取り上げられていた。

🎵　おとなだろ　勇気を出せよ　おとなだろ　知ってるはずさ
誰にも言えないことばかりじゃ　空がまた暗くなる🎵

こう清志郎は歌った。おとななのに言わなかったことが沢山ある、戦争・企業不祥事・性加害問題などなど、その結果の積み重ねが現在ではないのか。

忌野清志郎は、天国から訴えている