医者を選ぶ

40代後半あたりから抗コレステロール薬を飲んでいる。
服薬が嫌いなので飲まずにと思っていたが、コレステロール値が思うように下がらず、
“遺伝性だと思うのできちんと薬を飲んだ方がいいですね”
と言われ横浜時代は飲んでいたが、
北海道に移り住み、
職場だった病院との縁が切れると、いつのまに飲まなくなっていった。

横浜に居た頃は毎日のように仲間と呑み食い。
「薬は飲んでいた方が安心かな」
保険のような感覚だった。

健診でまたもや高値。
「食事と運動でなんとかしよう」と受診せずにいたが、
それもかったるくなった。

受診。

“頑張るのは大事ですが、好きなものを食べた方が
ストレスがたまりませんよ。我慢はほどほどに”

確かにと。

医者の言葉に納得し、また服薬が開始。

それでも服薬しながら、
高いものを下げるのだから、そこに副作用があるよね~
見える症状がないせいか、本当に飲まなくちゃいけないのかな~と思ってしまう。

医者は検査結果で色々処方するが、
これをほっといたらこんな事になりますよ。
高値でなぜ服薬をしたほうがいいのかをきちんと説明する医者は少ない。

これを飲んで、こんな症状があったら教えて下さいね。
なんてほとんど言わない。

副作用かもしれない症状がでれば、
知らないから、
別の科に受診。
そこでまた検査、時に服薬となり更に薬が増える。

「物わかりのいい先生だな~」
って思っていたが、

果たしてそうなのかな~

小さな町の高齢者健康管理の仕事で訪問していた時、
下剤と湿布がどっさりでてくる。
内服薬の飲み忘れも多い。

“先生、腰が痛くて” はい、湿布。
“先生、よく出なくて” はい、下剤。
“先生、ちょっとかったるくて” はい、点滴をしましょ。

なんでも聞いてくれる先生。
溜まる薬。

もちろん地域性もあるし、大病院と個人医院でも違うだろうが、

いう事を聞いてくれる医者。
くれない医者。

お金が絡んでくるしね~

その前の医者は目の前の患者(私)をほとんど見ず、手と目はパソコンに。
検査結果を見て、
“薬を出しますのでしばらく飲んでください。お大事にどうぞ”
それだけ?
いっぱいの待合室。
忙しいんだね。

そして今回の医者。
にこにこ優しい笑顔。
いいんじゃない。

でも、
言葉と態度は違えど、中身は同じ?

自分が納得する医者ってどんな医者なんだろう。

大腸カメラをやってから、
自分の身体をいたわる気持ちが強くなった。
だから余計に、服薬が気になってしまう。









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