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約束通り、わたしは手を繋ぐ

故意に傷つける
泣き寝入りしない仕打ちは
二度と立ち上がれないように
完膚無きまで、心と骨を折る

だからね
許すことはしなくていい

傷ついた自分を許すのみ
加害者なんか許す必要は全くない

「人を許せない自分の心の狭さ」

違うんだよ
無理に許す必要はないからね

謝って済むなら、警察も裁判も要らない
下手に許せば
わたしへの甘やかしになる

あなたの今を知らない 
想像だけで言えば傷ついて、恨んでいる

あなたがわたしを恨むのは防衛機制で
自分の心を守るための正常な動き

だけど、乱用しちゃいけないよ
感情が鈍くなり、心が解離してしまい
何にでも傷つき、ハリネズミになる

できれば、悪く言われたら言い返そう
自分の正当性を訴えよう
あなたがわたしの言いなりになり、諦めないこと
自己主張さえできれば、解決する出来事が増える

わたしは「あの時、こうすれば」
考えたところで、その過去は覆せない
未来への教訓にするしかないんだなと
その未来を自ら断とうか迷っている
奈々は置いていけないからね