ももまろ˚✧₊⁎ ‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥⁎⁺˳✧

人の淋しさは対象によって癒される、淋しさ わたしの淋しさは 万物でも癒されない定めの…

ももまろ˚✧₊⁎ ‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥⁎⁺˳✧

人の淋しさは対象によって癒される、淋しさ わたしの淋しさは 万物でも癒されない定めの淋しさ 手に握る砂が指から零れてしまう 狂人には沈黙を、佳人には微笑みを わたしはわたしの道を歩んでいるだけなのに

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文才・文章力って知らんがな

文才、文章力の有無については多数の意見があり 書籍やネットを読んだ感想から 決定打を見つけるのが難問で 今日もわたしの主観になる 読み手の好みに合うか、否かの要素は大きい 「読みやすい文章」は、文才・文章力があるという わたしが小学生の頃、片っ端から読んだ ミステリー作家は、確かに読みやすいが 説明が多いのと、心になにも残らなかった 「語彙が豊富」だと、文才・文章力があるという 昔は左寄りで現在は右寄りの政治評論家の著書は 月刊誌も含めて、noteの誰よりも読んだ自負が

    • 短編: 夢と現実の不安定さ

      春の夢。 私が目覚めると笹の茂る中に無造作な形で横たわっていました。 これは夢だと頬に手をやると太い筒のような爪。 立ち上がっても四つん這い。両腕から下を覗き込むとフカフカのしっぽが目に入ります。 リスに化けている…… 「ここはどこ?」考える間もなく不穏な獣の鳴き声はけたたましく林を裂き、やがて銃声が轟きます。 「今はまだ猟期なのね」 私は人間であり、これは夢なのだと笹の茂みに座っていると、 「リス鍋は美味いぞ。マンガで見たんだ」男達の声が近くなります。 茂みを割って

      • 詩: 今こんな気分

        世界の彩りは 喜びと憂いが交差して起こる ひと降りの雨に命の尊さ ひと降りの雨に命の脆さ 濡れた路地に広がる静謐 生命の途上で息遣いを交わし 時は来て  そして去る 集う人々の笑みや涙 雨に打たれ濡れても それぞれの魂がここに宿る 喜びが宙に舞い上がる 雨が祝福に変わる 心が潤い輝きを生む 傷みが芽生える懐 喪失の痛みが心に刻まれる音 雨が涙となって落ちる頃 雨駆ける生命の神秘をまとい 人の喜び 人の憂い 人が人であること 詩が奏でられる この感受性に おはよう

        • 伊達にお姉ちゃんはやってない

          午後の着信は、弟が救急搬送された内容で スマホの向こうから脳梗塞だと告げられた うちは、脳家系とガン家系で 「弟は脳だったか」 こんなことを考えながら病院へ向かう 日曜日 弟が特大のボストンバッグに荷物を詰め 「何かあったら、よろしく」 豊後水道を震源地にした地震のあとで 柄にもなくナーバスになっているのか わたしは適度な返事をしておいた 救急外来で1時間ほど待たされて 処置室へ通されると よくしゃべる弟は 「ボーっとする以外に変わったことがない」 有休とGWを合わせて

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        記事

          青空人間と災害人間と

          老若男女問わず 「この人、好きだな」感じる人がいる 無条件に好きな人は、わたしを受け入れてくれる人 わたしが好きだと思う人達には共通点があり 嫌われる要素がない・少ない 青空のように澄んでいる、心穏やかな人 自分の軸がブレることなく 周囲と上手にコミュニケーションを取りながら 流されない強い意思を感じ 話に耳を傾けながら、一瞬一瞬を楽しんでいる 和みや癒しの天才だと思う 凄いなと感心するのが 会話の返し方が個性的で柔軟  頭が良いなぁ いつも冷静で怒鳴ることなく

          詩: ある女との出逢い

          星空にできる月の輪は 穏やかな笑顔のあなたを映す 壮齢になっても色褪せない美は 画廊にかかる絵のようで 時空を止めることなく心を奪う輝き 知性と深慮が滴り 周囲を煌めかせる光彩 雅やかな雰囲気に身を包み 品位と気遣いが目を惹く 人々が見惚れる姿に たくさんの思いが集中する 経験を積み重ねた温かさに 男性たちは魅了されてゆく 透明な俊敏さが 中年でありながら永遠に続く清らかな詩を思わせる

          わたしに祝福されたわたし

          花吹雪渦巻くとき、わたしの誕生 紅梅や桃、桜の花びら散る花吹雪は悠久の一瞬 儚さと愛らしさを紡ぎ合わせた 2人の象徴が新しい いのち 冬の寒さを知らぬまま 冷たい土地にひそむ胎動 いま、春の陽気に満たされ母をせがむ 心を揺さぶる花吹雪 べに色の花びら、白い花びら 黄色に揺蕩うミモザの束 多彩な色彩が絡み合う季節 春の生命の息吹と混ざり合い 鳥の歌声が響けば 辺りの美しさは、より一層 命の奇跡を輝きに変える花吹雪 生まれくるまでも死の間で揺れ動き 季節の彩りに宿った産

          黄昏まだ先のこと

          猫の奈々へ たまにはあなたへ詩を贈ろう もうすぐ17歳 奈々は若くはない グレーの毛並みには白髪が混じり でも緑色の目は輝きを持つ 奈々は鮮やかな存在を放ち 掴みどころのない在り方は 心地よい距離感でわたしに欠かせない 寝るとき わたしはあなたへ手を差し出す あなたは手のひらを枕にし 朝になるとお尻を乗せている 奈々が冷たく感じる 奈々、冷たいってなんだろうな わたしは今でも言われてしまう 冷たく思われることから逃げられない 奈々は自己保護本能を持っている わたし

          崇高な精神は手放した

          要領がいいと言われることに嫌悪があった 嫌悪の結果、今は要領が悪い 中高大生と、他の人は 可愛いや優しいの褒め言葉で わたしには、要領がいい 冷たい人とも揶揄されてきたので不本意だった 自分に関係ないことへ 首を突っ込むのが大嫌いだった 単純に煩わしいことは苦手 例えば、バレー部とテニス部が反目していた わたしは陸上部なので どちらの部活の子から愚痴を言われても 「ふーーーん、よう分からん」 事情を聞いても、恐らく解決は求めてないだろうし どちらかの味方になり どちら

          詩: やがて来るときへ

          儚き者よ 静謐の隙へ眠る 五感は緩やかになくなり 際限ない暗闇が迎える 振り返ると運命の淵が見え 足元に拡がる自由は果てしない 人々の祈りに心を委ねなさい 今は笑っていればいい 好きなことを好きなだけし 我慢から解放して 永久の安寧に身を任せ 飽きたころ 新しい命(めい)を掌で掬い 旅立ちを決めなさい 儚き者よ 安堵の宙に眠れ 陽の光、月の光 射す方へ気の向くままに歩いてゆけ *・゜゚・*:.。..。.:*・'cofumiさん・*:.。. .。.:*・゜゚・* お

          余計なお世話かもしれない

          また人を拾った フィクションではなく、実社会で 昨夜、お使いの帰り 徘徊する女性がおり、車道に飛び出しては 猫背の姿勢で遠くを見ている 車を路肩に停めて女性に声をかけてみた 女性は目を丸くし 「探し物がある。見つからない」らしい 懐中電灯も持たず、不自然に感じ 名前を聞いても、よそを向いて歩いていく わたしを無視して空家の庭で右往左往する女性 とりあえず交番へ電話し 警官に引き取ってもらった その前も、晩 黒の上下の軽装で車道に立つ男性を 危うく轢きそうになった 傘を

          ネコを見習い生きる飼い主

          ネコさまを放し飼いしているお宅があって そこのネコさまが ニャーニャー鳴きながらうちに来ると 猫の奈々は 走ってベッドやコタツに潜る この精神を見習うべしやな 姿を隠し、息を潜めると 災いは降りかからない 賢いと思っても、弱いと思わない 無傷の子って 運良く無傷じゃないんだな 奈々が賢い自慢じゃなくてね 人も果敢に闘いへ挑むことばかりを選択しなくても 相互理解を深めていかなくても 最初から止めておく、途中で投げ出していい わたし個人の話を続けると ポンコツ人間から

          父が好きなドラマは水戸黄門

          風車のお題で、風車の弥七を思い出すとは もっと、こう お祭りで買ってもらった風車の温かいエピソードや 地上にそびえ立つ風車は風力発電をしているとか 知性とほのぼのが同居していたら 可愛げのある女だったかもしれない 風車の弥七とは、ドラマ『水戸黄門』に出てくる 陰で黄門さま一行を支える役目の忍者 悪代官の手下から、身体を張ってお守りする 晩年の父は、夕方16時から再放送する 水戸黄門が好きでたまらなかった お決まりの印籠が出てくる際は 「うううっ」声を出して喜んでいた

          いじめっ子天国

          昔の上司が誕生日だと気づいた 当時、上司は御令嬢のなりゆきを心配され 悩んでいた 御令嬢は教師で 自身の受け持ちが学級崩壊し、うつ病に陥った 学級崩壊に至った原因はクラスのイジメだった クラスにはイジメがあり、親分児童が子分を従え 好き放題だったという イジメられた児童は不登校になり 教師が親分児童を叱っても聞く耳を持たない 教師は、子分児童を集めて叱ったところ 子分児童が堪りかねて親分児童を無視 親分児童をよく思わない児童も 親分児童を無視していたら 親分児童の親が

          映えてるの 燻んでるの

          恋したの感覚が思い出せない 恋はする? される? 恋は落ちる 落ちる? あっ、 落ちた 30代や40代で恋すると痛いらしい 出産までの手段なのね つまんない 終わりかけの恋を片付ける 「きっと自分だけがこんな思考」 「これが面白い、楽しいって人は居ないね」 「めっちゃ好きな感触」 わたしだけだろうなって孤独を覚えたとき 自分と同じ刺さり方をする似た感性の人がいたら 味わい深い歩みになりそう 無謀な欲で瞬間最大風速みたいな恋は 寂しさを埋めるとか 不安からの逃避とか

          ハチワレと一緒に変わる時

          変わる時、そう。人の機嫌が変わるとき 気分が変わる、想いが変わる 目を見ていると場の空気まで読めてくる 物理的に目の色が確認できないとき 人の声色や口調の遅速、沈黙で読む 読めないときは自分が黙る 耳を澄まし、的確な間で相槌を打つ 文やコメントだと感情が測りにくい わたし自身 文章や文脈だけで感情を伝えるのは本当に難しい 不特定多数の感受性を配慮するのも難関で どこかで「分かりません」 開き直り、割り切り わたしらしさを放出していく いま対人面で、自分への課題が『配慮