乾坤一石(1分小説)

非常にのんびりした航海だった。
ワルーズ号は帰路についていた。
ふとレーダー管制官から伝令が入った。
「前方に小惑星発見、距離4000」
マクレイダー司令官は息をのんだ。
「ガトリング砲発射準備。」
「カーディナルタイムカウントせよ。」
「サーディカルシードエンジン起動。フロンガス注入中。」
「ターボ燃料80%完了」
「発射準備。カウントダウン開始。」
マクレイダ-司令官の息は荒い。顔も紅潮している。
「発射!」

健司の股間から熱いものが発射された。

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