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我が子の忘れたくないその一瞬その一言。私流の記録と記憶術。

「カタツムリって産まれた時から、小学生じゃん。だってさ、バック持ってるじゃん。あのさ、殻が『らんろせる』ってなるじゃん。」

我が家の、傍若無人、猪突猛進、暴飲暴食3歳児の今日の名言。ダーウィンがきた「カタツムリ大行進」録画を見ていると、生まれたてのカタツムリが出てきた。その瞬間に語った言葉。ランドセル、は舌ったらずな発音になるのが、また胸キュン。


た、た、た、たしかにーーーーーー!!!
小さな卵から生まれた瞬間から、重たいランドセル背負っているように見えるカタツムリの赤ちゃん。年少のこどもでも、その感想をこんな風に言語化できるのか!!!

かわいい、かわいすぎる。こんな話をネタに、日本47都道府県を夫とキャンピングカーでまわりつつ、道の駅で買った酒のつまみをあてに、日本酒飲みたい!!(60歳頃より)

しかしながら、こういったかわいい言葉も、行動も、表情も、悲しいほど忘れてしまう。いったいどうしたら……🤔私なりにやっていること、5つ!

①自分宛てにLINEする


感動しつつ、あわててLINEの『メモ』に書き込み、自分宛に送信。『メモ』は、ピン留めしてあるので、LINEをひらくといつも1番上に出てくるよう設定してある。


子たちはいつも、新鮮な言葉のチョイスで、新たな気づき、感じたことをつぶやいていく。胸キュンして、感動しつつ、どこかにメモしなきゃ……と思いつつ忘れ去ってきたけれど……スマホなら紙がなくてもいつでも持ち歩いてて、メモできる!

②夫、実母、友達に話して可聴化

スマホにメモしたことは、自分の記憶に残すため、戦略的に夫や実母、友達に話す。いろんな人に話す。繰り返し話すことで記憶。あとは、私の周りの人が私の代わりに覚えてくれるかも……というかすかな期待もこめつつ、とにかく話す。

③保育園連絡帳にイラストや図と共に書く

保育園の連絡帳は、私の子育て日記代わり。字だけでびっしり書いても、あとでパラパラめくったとき、目に止まりにくく、情景も思い浮かびにくかった…。そんな反省から、最近は、イラスト添えたり、図解したり、文字を大きく書いたり。あの手この手で、おもしろエピソードをインパクト大に記録できるよう工夫中。保育園の先生にも好評👍

小学生の長男や、保育園行っていない三男の記録ができないのは、問題点。

④A4コピー用紙1枚のツキイチ記録

長男〇歳〇ヶ月
その月のエピソード
その時々のイラスト

子ども1人につき、1枚分を毎月書くということが、子どもが3人になっても奇跡的につづいている。全ては旨い日本酒を飲むため。。。

1人分をまとめて思い出しながら書くと、1人につき30分はかかる。なので、最近は、キッチンの横ホワイトボードに、3人分の紙を張り出していて、

ああああーーーー💕💕💕と思った瞬間に

なるべく書くようにしている。
もう、殴り書き。
まぁそれでも書かないよりは、いいってことで。

それを、人別にクリアファイルに挟んで保存。パラパラめくって、思い返したり、月齢で並べて兄弟を比べて見返したりするのが、楽しい。

長男の時までは、いいことだけをピックアップして書くようにしていた(本人に見せたら、嫌な思い出は見たくないかな…と思っていた)

しかし。。。ある時から、あれーー…あの頃なにかが大変だったのに、なにが大変か思い出せない……となって、残念に感じていることに気づいた。よって、子供たちが大きくなってから見るかも…とかは気にせず、大変だったこと、困ったことなどもある程度書くようにしている。

⑤写真で記録。毎月1冊のフォトブック。

次男が産まれてからの3年11ヶ月。毎月フォトブックを作ることが奇跡的に続いている。無料券みたいなのがあり、期限内なら送料のみで注文できるというフォトブック。期限があるので、月末とかに死にものぐるいで注文する。

フォトブックをつくるため…という前提で、おもしろい瞬間、大変だった瞬間、将来思い返したい瞬間を写真という形で切り取るようにしている。

毎月、写真と共に、記憶を引き出せる程度の簡単なコメントをつけて、フォトブックにしている。シンプルに。仕事復帰後も、持続可能な方法を今後も模索中。これも一冊作るのに、45分くらいはかかってしまうので、そこそこ手間がかかり、負担。画像もあまり良いとは言えない。フォトブックじゃなくて…写真アルバムにしようか…まだ悩んでいるところでもある。

なにはともあれ、負担を感じつつも、なぜ続けられているのか…。これは、次男が生まれた頃に直面した、実父の看取りの経験からだと思う。癌の痛みと倦怠感で苦しむ中、母が、私たちきょうだいの小さい頃の写真を病室に持って行った。すると、父の顔に生気が蘇った。写真を手に、看護師さんたちとのコミュニケーションも盛り上がった。

母は、写真をほとんど整理しないまま、写真屋さんの袋に山盛りにいれたままだった。それを、父が死ぬ間際になって、せっせとアルバムに整理していた。家族の思い出は一生の宝物。こんな風に写真を見ながら語り合える楽しさがあるのであれば、私はもっと早くから写真を整理しておこうと思った。せっかく手間をかけるなら、生きているうちに何度も見返した方がコスパがいい。

まとめ

忘れたくない瞬間は…

自分にLINE
人に話す
イラストで描く
キッチン横の紙にばばっと記録
写真にとる

うまい日本酒を飲むためだ。がんばれ私。

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