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大人の度数135度(セスキコードレート)の相性と出生図の読み方について

皆さん、こんにちは。
星読みタロット鑑定士の望月ことりです。

今回はアスペクト考察回
セスキコードレート(135度)について考察していきたいと思います。

135度っていうのは
90度と90度の半分の45度を足した数
という、ちょっと理解しにくいアスペクトなんですが、

私の身近な人で、
私と相手がこの135度ばっかりだったので、その相手とのことを交えながら説明していきたいと思います。
また、自分自身の出生図に135度がある場合も解説していきますね。


135度の相性ってどんな感じ?

まず、
135度の相性っていうのは
すごくイライラする相手です(笑)

イライラってそれぞれの相性であると思うんですけど、
180度は「全然違うんだけど、どこか似てる相手」
90度は「やりたいことは同じなんだけど、方向性が違う」
150度は「よくわからないし理解できない相手」

135度は「やることなすことホント鼻につくんだよなぁ」って感じです。

私は職場の元同僚Aさんとの相性で
私の水星に対してAさんのほぼすべての天体が135度になる奇跡のアスペクトだったのですが、まーイライラしました笑

とにかくやることなすこと
「なんで?!」
というツッコミを入れたくなる。

まぁ、大人ですから
グッと堪えて対応します。

135度の関係ってそんな感じで、
お互い悪気があるわけではなくて、ただ相性が悪いっていうイメージ。
そしてそれを我慢しながら一緒にいるような感じ。

それってすごく居心地悪いですよね。

でも、なんで135時というアスペクトが必要なのかというと、忍耐力と精神力を鍛える為。
そして、大きな視点で自分の至らなさに気づくためです。

世の中って理不尽なことばかりですが、
でも全ての人が公平で幸せしかない世界だったら、おそらく世界は全く進歩しません。

世界は理不尽だし、うまくいかない出来事があるから、人々は日々努力するし成長していきます。

150度にも精神力と忍耐力を鍛える要素があるのですが、
135度の方がメンタル削られるような痛みがあります。

150度が「うわ〜、何か嫌だな〜」くらいだとして
135度は「マジで嫌だ。関わるのしんどい」っていうレベル

何が違うかっていうと、
150度は、自分には全く理解できない事を理解できるように向き合う感じですが、
135度は、傷口に塩を塗るような心の痛みがあるんです。

実際、元同僚Aさんがいた時、めちゃくちゃ精神力が削られました。
まるでAさんの言動によって、常に自分の触れたくないところを揺さぶられているような感じでした。

150度は、器が広がりその先に大きな成長を感じられますが、
135度は、同じ成長でも、精神力が削られる割にはその先の成長が小さく見えてしまうことも。

135度は、そんな痛みのある気づきをもたらす角度なのです。

なるべく見たくない自分の欠点とか、人に見せたくない過去の傷を、そっくりそのまま体現したかのような存在が135度の相手です。
だからその相手を見るだけでもイライラするし、出来れば消えてもらいたいくらいに感じます。

そのくらい痛みの伴う気づきなんですね。

じゃあ、135度は「悪い」アスペクトなのかというと、そうではありません。

良い・悪いはただ人が決めた価値観で、星の世界には良し悪しは存在しないのです。
そんな痛みを伴う経験も時には必要で、その痛みによって自分の至らなさに気づき更なる発展へと促します。

私は、元同僚Aさんと関わっていく中で、イラつく自分にブレーキをかけながら、なぜイラついてるのかということに注目せざるを得なくなりました。

そのイラつきの原因を探っていくと、自分の欠点や過去の傷を思い起こすような言動をAさんが何の悪意もなくやっていたのです。

私のトリガーをAさんがずっと引いている感じです。

このように135度とは、
心の傷そのものに直接アプローチしてくるようなエネルギー。

そして、半強制的にその傷を認めざるを得なくなり、一皮剥けることで、大人になっていく度数だと思います。

135度には軌道修正をかけるという力があります。

確かに私はAさんにイライラして悩みましたが、Aさんのお陰で自分の傷を認めてひとつ大人になれた気がします。

その傷は、おそらく私にとっていつかは向き合わなければならない課題だけど、自分で向き合うには辛すぎてしまう。
だから135度の相手によって強制的に軌道修正をかけることになったのですね。

これは相手として現れることもあるし、トランジットの星によって軌道修正をかけることもあります。

また、一見そのAさんや出来事が悪く見えてしまいますが、決してAさんが悪いというわけではなく、AさんにはAさんの歴史があり、その言動には私への悪意はありません。

どんな嫌な相手だとしても、それは宇宙が用意してくれた「自分の傷に向き合うために嫌な役になってくれた相手」なのです。

さて、相性を見てきましたが、自分の出生図に135度がある場合はどうでしょうか?

出生図に135度がある場合は?

自分自身に135度があるというのは、
「こんな気持ちなくなればいいのに」って思うくらい嫌な自分が自分の中にいるということです。

おそらく普段は気にしてないふりをしていると思いますが、トランジットの天体やプログレスの天体が乗ったときにその感情が揺さぶられます。

私の出生図を例として見ていくと、
私は12ハウスで山羊座の天王星と海王星がコンジャンクション、そこに対して乙女座太陽が135度の角度をとっています。

12ハウスの天王星海王星は、スピリチュアル的なメッセージが強すぎる傾向があるのですが、
太陽は乙女座なので普段はめちゃくちゃ現実的に生きています。

社会人になってから、ずーっと真面目に会社員をして大胆なことはしない現実的なタイプです。

普段はそうやって現実的に生きてるけど、裏を返せば自分の中にあるスピリチュアル能力を使うのがすごく怖いという傷があるのです。

ここにプログレスの月が乗った時、自分の中のスピリチュアル能力に向き合わされる出来事が起こりました。
その前にも同じようなことはあったのですが、明らかに自分の出生図とプログレスとトランジットの歯車がカチッとハマったかのような出来事が起きたのです。

それをキッカケとして、YouTubeで発信を始めたというところもあります。
まだまだ自分のスピリチュアル能力と向き合いきれてはいませんが、ここと向き合うことが今世での課題の1つであると思っています。

どの天体でも、自分の中に135度があるということは、いつかは向き合わなければならない課題があるということです。
そしてそれは結構しんどいはずです。

どの天体なのか、何ハウスなのか、を見ていくと自分が向き合わなければならない課題が見えてきます。

出生図の135度の読み方

では、この解釈が難しい135度をどのように読むのか解説していきます。

まずは、135度を組む天体のハウスを確認します。
ハウスは取り組まなければならい課題はどんなことで起こりやすいのかが分かります。

1ハウス       自分自身のあり方
2ハウス      自分自身の能力やお金
3ハウス      知識やコミュニケーション
4ハウス      家庭環境
5ハウス      恋愛や楽しい事
6ハウス      労働と奉仕
7ハウス     人間関係
8ハウス     深い関係性の相手
9ハウス     学びや向上心
10ハウス 仕事
11ハウス コミュニティ
12ハウス スピリチュアル性

次に何の天体で135度を組むのかを確認します。
これは何を取り組まなければいけないのかが分かります。

太陽  自分のやりたい事
月   自分の気持ち
水星  自分の考え方
金星  自分が楽しいこと
火星  自分の情熱
木星  自分の器の大きさ
土星  自分のコンプレックス
天王星 宇宙から持ってきた改革精神
海王星 宇宙と繋がるスピリチュアル性
冥王星 魂が望んでいる成長

私の場合であれば、12ハウスの天王星海王星と7ハウス太陽ですから、
人間関係とスピリチュアル性との間で課題は起こりやすいし、自分のやりたい事と宇宙から持ってきた改革精神とスピリチュアル性に対して向き合わなければいけないということですね。
何だかすごくしっくりきます。

私はもう一つ135度を組んでいる天体があるので、そちらも見ていきましょう。

1ハウス土星と8ハウス火星・木星が135度

自分自身のあり方と深い人間関係の中で課題が起こりやすく、自分のコンプレックスと自分の情熱や器の広さに向き合わなければならないということですね。

まさにその通りの人生すぎて、自分で読んで自分でびっくりしてます(笑)
星って本当に面白いですね。

ということで、今回は135度のアスペクトについて考察してみました。
取り組まなければならない課題があるって思うとちょっと気が重いけど、それだけ成長があるっていうことですし、渦中はしんどいけどその分乗り越えたあとは自分自身が強くなっているはずです。

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