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いざ、ニュージーランドへ!5歳息子とママ、二人で親子留学に挑戦したあの日々を振り返る。


<はじめに>
現在、都市や国境を物理的にまたぐことは、控えています。
そこで、世界が穏やかになったら、いつかきっとまた行ける日を夢見て、過去に経験した、かけがえのない体験を振り返って記録しておきたいと思います。
「海外で子どもと一緒に”初めて”をたくさん経験する」ことは、幸せへとつながっていく♪と思えたから。


目的は、多様性の体感
不確実性の高い時代に生きていく私たちと子どもたちが、多様な人たちとコラボしながら「幸せに生き抜く力」を育むために。心と体で体感するために。
ママとボクは、あの日、多様性の体感を目的に二人きりでニュージーランドへ出発しました。
言葉も、肌の色も、瞳の色も、価値観も、バスの乗り方も、学校の教育方針も、何もかもが違う環境で、私たちは「やってみよう!」と嬉々とした表情で成田空港を飛び立ちました。
その結果、ニュージーランドでの経験は、コンフォートゾーンを超えて親子で挑戦しながら幸せに生き抜くための原体験となりました。


早朝に到着。初日は、近隣散歩
オークランド空港には、早朝到着しました。
手配していた送迎バスに乗って、これからしばらく滞在するアパートへ向かいます。
送迎バス(バン)の中で運転手さんが、公共バスの乗り方を教えてくれました。
ママは、過ぎていく景色を見るのに夢中で上の空でした。
翌日バス停に行ったとき、「ニュージーランドでは、バスに乗るときには、こうやって手を挙げるんだよね!じゃないと停まってくれないんだよ。」と、運転手さんが教えて下さった内容をボクがよく覚えていて驚きました。

「ありがとう!助かったよ!頼りになるな~!!」


browns bayのマンゴーアイスに再会!
親子留学を決める数か月前に、この街には1時間ほど滞在していました。街の雰囲気を知るためです。
その時に食べたアイスクリームが、すっごく美味しくて!
真っ先に、ビーチ沿いのアイスクリームショップへ行って、真っ青な海を見ながらアイスクリームを食べました。
さっくさくのワッフルコーンの中に、ぎっしり詰まったアイスクリーム!
暑くてすぐに溶けそうになるので、会話もそこそこにアイスクリームを頬張りました。
もしまたこの街に行けたら、真っ先に向かいたい場所です。

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食べ終わると、ビーチへ。ママもボクも、3時間程度しか機内で寝ていないのに、なぜか元気いっぱい!
ボクは、満面の笑顔で、小さくて大きなお口をあけて、嬉しい声をあげながら、白い砂浜をかけまわったり、大好きな野球の素振りをしたり、貝殻を拾ったり。
その姿をみて、ママも何だか嬉しくて、ニコニコがとまりませんでした。

「うん、きっと、大丈夫だな。楽しいニュージーランド生活になりそう!」


スーパーとUber
生活開始に際して、マストで寄りたいのはスーパーマーケット。
夕飯の食材と明日の朝食分くらいは購入しておこうと、ビーチ近くのスーパー「COUNTDOWN」へ。


ママが暮らした範囲では、スーパーといえば、黒と緑のデザインが特徴的な「COUNTDOWN」か、赤のデザインが特徴的な「NEW WORLD」でした。
スーパー内でFree-Wifiが使えて、当時日本ではまだ流行っていなかったマイバックも、現地ではそれが当たり前でした。各スーパーオリジナルのショッピングバックは、おしゃれで軽く、食材も入れやすく、$1以下(70円前後)というのも魅力でした。
レジで「ピッ」とお支払処理を終えた品は、日本のように再び別のカゴに入れられるのをボーッと待つのではなく、次々にマイバックに入れてくれます。とても効率的でいいな!と思いました。

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スーパーに並ぶ食材を見て驚いたのは、「牛乳」「卵」「ヨーグルト」「牛肉」の品数の多さです。
何を食べて育ったか、どんな場所で育ったのか(ゲージの中か、放牧か)などによって、商品が異なるのです。
日本だったら、ほんの3~4種類程度のものから選んでいたものたち。十数種類以上、ずらーっとならぶ商品をみて、どれを選べばいいのか・・・としばらく、パッケージとにらめっこしました。
「牛乳」のボトルは、日本では紙パックが主流ですが、ニュージーランドではプラ容器か瓶が主流でした。

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お買い物が終わると、Uberで帰宅。
Uberは、乗車前に、どんな顔・名前のドライバーが来てくれるのか、目的地まで何分・いくらなのかがわかり、事前に登録しておいたクレジットカード決済で金銭のやり取りが不要なため、とても便利。かなりの頻度で活用しました。


帰宅後、アパート近くの別のビーチへ。
ニュージーランドの夏は日が長く、夜の8時になってもまだ明るいことも多かったので
夕方になってもゆったりと、外遊びが楽しめました。

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ビーチからの帰り道。30度ほどの傾斜のある上り坂を、息を切らしながら歩いていると
ボクが猫を見つけました。
「ニャー」


さて、明日は、どんな一日になるかな?
初日の夜、ジンジャーエールとファンタオレンジで乾杯した後、ママとボクは一台のベットの上でぴったりと寄り添って眠りにつきました。

つづく

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