こね

日常を話したり話さなかったり

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日常を話したり話さなかったり

最近の記事

あの日

青天の霹靂とはこういう事か。 21歳にして人生を180度変えることになるとは思いもしなかった。 プラスの話ではなく、マイナスの話。 この季節になると、あの日の温度、天気、外の匂い。 全てを思い出す。 体が重い。 息ができない。 あの頃は、生きていることが当たり前だった。 また明日ねと言える日が来ないなんて。 あの日から私は何を学んだのだろうか。 何か変わったのだろうか。 よく分からない。 たまに生き地獄だと思う時がある。 世の中にはもっと辛い人がいる

    • マウント父さん

      私は父と、とても仲が良いです。 私の性格は父親似です。 父とはよく一緒に出掛けます。 高校生の時は、ポケモンGOをしに各地を周ったことがあります。 そんな仲のいい父なのですが、何故か私にマウントを取ってきます。 ここ最近の話なのですが、ずっとApple Watchが欲しくて、新作が出たら絶対買おうと心に決めていました。そのことを母に相談し、もちろん父にも相談しました。母は「いいんじゃない?」と言い、父は「俺は別にいらないし」と言ってきました。私の父は最初に「俺は」と付きます

      • 本を読むこと

        本は私にとって、なくてはならない存在。 しかし、中学生まで私は小説を読んだことがなかったです。 理由は、難しいから、漢字が読めない、活字が無理。 漢字なんて調べればいいのに、 それを面倒くさがって読むのを諦めていました。 しかし、そんな面倒くさがりの私に転機が訪れます。 高校生の時、夏休み前のホームルームで、 担任の先生がクラスメイト全員に言いました。 「夏休みは、読書をしなさい」と。 私はそれまで本を避けていました。 朝のホームルームに読書をする時間があったのですが

        • 給食と私と先生の話

          私は給食が苦手だった。 給食の味には何の問題もない、どちらかと言えば美味しかった。 私が住んでいた地域では珍しい、給食室という場所があり、そこで調理され出来立てを毎日食べていた。暖かいご飯だった。 そんな恵まれた場所で、なぜ給食が苦手だったかというと、 理由は、先生だった。 私はもともと、人前でご飯を食べるのが苦手だ。 家族間や、親しい人の前なら食べられるのだが、他人になると別。 ご飯を見ただけでお腹いっぱいになってしまい、まったく食べられない。 気にしすぎと言われそうだが

        あの日

          服が好き

          私はとんでもなく服が好きだ。 私の家のクローゼットは服でいっぱい。 同じ服の色違いがあったり、黒のロングスカートにも色々種類があったり。 着ないものは、人にあげたり、売ったりすればいいのだが、 いつか着ると思い、取っておいてしまう。 これは着ないなと思い、捨ててしまうと、 一か月後ぐらいにその服が必要になる。 この現象を何と言うのか。 毎日、私は違う系統の服を着る。 かわいいから、かっこいいまで なりたい自分が毎日違う。 メイクも同じで、化粧品もかなり多い。 正直、靴も多

          服が好き

          雨の日に

          休日、雨の日に出かけることなどほぼない。 何故なら、濡れるのが面倒くさいからだ。 そして、傘を持つ手間がかかる。 そんな中、珍しく雨の日に外に出かけた。 欲しい服、食べたいパンがあった。 いつもなら、日を改めて晴れている日に行くのだが、 どうしても雨が降っている日がよかった。 こういう雨の日は、バスや地下鉄を利用するのだが、 何故か、徒歩がよかった。 もちろん、歩いている最中は服と靴が濡れた。 車が通るたびに、水がかかる。 髪は湿気でよく分からない。 でもなぜだか、その

          雨の日に

          しあわせ

          幸せで私もうれしい。 私の母の知り合いが最近結婚した。 40代で初めての結婚だ。 アイドルと、猫が大好きな人だ。 その人とは一度だけ会ったことがある。 アイドルのライブを一緒に見てご飯を食べたことがある。 その時の私は学生だったが、私に対しても誰に対しても、 愛想がよく、とても人柄がいい。 そして何よりも「優しい人」だ。 そんな「優しい人」の結婚は、当然みんなが祝福する。 しかし、例外が一人いた。 例外は、その「優しい人」を、いつも馬鹿にしていた。 下に見て、蔑んでいた

          しあわせ

          分からないときだけ当たる

          学生時代の話なのですが、 学校の授業中に先生が出席番号とか、その日の日付で生徒を当てたりするじゃないですか。 あの時、絶対に分からない答えに限って自分に当たりません? これってあるあるなのかな? しかも、次自分に当たるなって察知できるんです。 (ワタシ、アテラレル!!!) そして見事的中するんですよ。 で、答えられず先生に怒られる。 いや、お前が当てたんだろがい!!!!! 恥ずかしい思いしたやんけこの野郎!!!!! って学生時代ずっと思っていました。 それで

          分からないときだけ当たる

          はじめの一歩

          初めてコラム的なのを書く。 文章力はないし、頭も結構悪い。 そもそも「コラム的なの」と言っている時点で 結構やばい。 そもそもコラムってなに? 私は、普通の人です。 自分からは話さないけど、話しかけられたら話します。 いつも、のほほんと生きていると、人に言われます。 能天気で人生楽しそうだと言われます。 けれど、私の人生はハードモードです。 ずっと生きてきて、辛かった日の方が多いです。 (他の人の方がもっと辛いかもだけど) こんなこと言っているけど、楽しいこともたくさん

          はじめの一歩