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複雑かつクリーンな味わい~Honduras El Roblar Washed~

ウォッシュトのクリーンさがさらにクリーンになったような、農園の丁寧な仕事ぶりが伝わってくるような味わい。
紅茶のようなボディ感があり、軽やかで複雑なフルーティーな酸、滑らかな甘味が”複雑”と”クリーン”を共存させて、一口また一口と飲み進んでしまいます。
酸味が苦手な方にも是非飲んでいただきたい、きれいで軽やかな酸を愉しんでいただけます。

Honduras El Roblar Washed
〈地域〉コマヤグア県サンセバスチャン、ラ・ペニータ
〈標高〉1,630-1,670m
〈品種〉カトゥアイ
〈精製方法〉ウォッシュト
〈テイスティングノート〉紅茶、レモン、トマト、アプリコット、ほおずき、青りんご、シロップ

その味わいを出すために、当店では、
・焦げ味が出ないように焙煎し(焦がさない焙煎)
・焙煎直後から耐圧容器内で圧をかけて保存する(加圧熟成)
ことで、さらにまろやかな味が持続することを目指しています。

味の定着には、焙煎してから1週間もしくはそれ以上、二酸化炭素で圧をかけて酸素に触れない環境下(ビール樽内やビール瓶内など)でコンディショニングを行います。
これで、様々なコーヒーの持ち味が、バラバラではなく角がとれてまろやかにまとまります。
そして、樽から出した後も、空気が触れないような容器の中であれば、さらに味は良いほうへ変化していきます。
お客様のお手元で、是非コーヒーの成長をお楽しみいただければと思います。

当店のコーヒーは、沸騰直後のアツアツのお湯で淹れることを推奨しています。
焙煎による苦味がないので、お湯の温度を下げる必要がなく、逆に高い温度で淹れることで豆が持っている個性がはっきりと出ます。
ペーパーフィルターで淹れて、すっきりとしたフレーバーを楽しむのも良いですが、コーヒー豆のオイルも一緒に抽出されるフレンチプレスのような淹れ方も、甘味が余すところなく出てオススメです。


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