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数々の伝説を創り上げた伝説のおやじ、ミノルの息子。 親父や自分の生まれ育った故郷「佐原…

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数々の伝説を創り上げた伝説のおやじ、ミノルの息子。 親父や自分の生まれ育った故郷「佐原」や家族のすばらしさをスクリーンを通じて享受することをミッションとしています。 ちなみに、「ぴーこ」の相性の名付け親は亡きおやじ、ミノル。幼少時代の自分がよくぴーぴー泣いていたことが由来とか。

最近の記事

俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾玖】 俺のおやじ、ミノルが近所に預けた俺を迎えに行くとこうなっていた(@_@;)

俺がまだ乳飲み子だった頃、おふくろに用事が出来て、 俺は近所のうちに預けられたことがある(そうだ)。 で、用事が終わり、おやじが迎えに行ったところ、 こんな状態になっていたそうだ。 今は聞いたことがないが、40、50年ほど前は 隣近所も家族のようなものだった。 この話をするとき、おやじはいつもニヤニヤしていたww よほど、おっ●●が大きかったのだろう。 
 乳母という言葉もある通り、 いい時代である。 
 
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    • 俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾捌】 俺のおやじ、ミノルは家の守り神に手をかけてしまった。 その後・・・!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚!!!

      俺がまだ産まれたばかりの頃 住んでいた家には大きな梁があった(そうだ)。 家は山っぺたで、 うちの庭もジャングルのように いろんな草木があった。 そんな環境であるから、動物もたくさんいた。 ・・・・・・・・・・・・
 ある日の夜のこと。 じいさん、おやじ、おふくろ、そして赤ん坊の俺、 揃って寝ていたところに、上から何かが降ってきた。
 それは、落ちてきたと思ったら くねくねと動き出した。 暗くてよく見えなかったようだが くねくねと動いていたので、 蛇に

      • 俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾漆】 〔番外編〕俺のおふくろ、ノブコは●●●の手を離したことがある

        俺のおやじ、ミノルは改めて綴るまでもなく 最近の悪ガキも恐れをなすイタズラ坊主だったが、 実はおふくろ、ノブコにもイタズラの遍歴があった。 
 時は昭和20年代前半、戦後の混沌としたご時世のこと。 とにかく毎日生きていくのに精一杯で 小学校で勉強しているような時代ではなかったらしく 両親からは家の手伝いをしなさいということで 毎日のようにお使いをしたり、 カツコという妹と二人で乳飲み子の弟(トシあんにぃ) の子守をしていたのだそうだ。 ・・・・・・・・・・・・

        • 俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾陸】  俺のおやじ、ミノルは 女子●●の〇〇を喰ったことがある(後編)

          (前編からの続き) JR成田線、各駅停車銚子行き。 小見川、笹川と過ぎ 目的の下総橘駅についたおやじは 結局その弁当を 会社に持っていくことにした。 ・・・・・・・・・・・・・・ さて、その後どうしたか? 会社でお昼に「中身」をたいらげ きれいに洗って乾かした後、 もとのようにランチョンマットでくるみ、 週末家に帰るときに電車の座席に そっと置いてきたそうだ。 戦中生まれのおやじには 勿体無くて捨てられなかったようである。 
 でも、おやじ、 それ、多分、その

        俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾玖】 俺のおやじ、ミノルが近所に預けた俺を迎えに行くとこうなっていた(@_@;)

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        • 俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾漆】 〔番外編〕俺のおふくろ、ノブコは●●●の手を離したことがある

        • 俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾陸】  俺のおやじ、ミノルは 女子●●の〇〇を喰ったことがある(後編)

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾伍】  俺のおやじ、ミノルは 女子●●の〇〇を喰ったことがある(前編)

          俺のおやじ、ミノルは 定年を終えても、働いていた。 前の会社から退職金がもらえず またその会社は公的年金さえも払ってくれない
 今でいうブラック企業みたいなところだったので (神栖にある開成●印刷という会社であった。 今となってはどーでもいいが)
 おやじは生涯現役という道を選んだ。 
 60を過ぎて通い始めた小さな印刷会社は やはり鹿島方面にあったため、 おやじは朝7時頃に佐原駅に向かい 下総橘駅まで電車で移動し そこからはやはり還暦を過ぎた老社長が 迎えに来てく

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾伍】  俺のおやじ、ミノルは 女子●●の〇〇を喰ったことがある(前編)

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾肆】 俺のおやじ、ミノルは器用貧乏であった

          俺のおやじ、ミノルは、器用である。 とたんと木材を利用して 犬小屋をこしらえたり、 どこからか木の株を見つけてきては 見事な将棋盤を作ってきたり。 (駒はさすがに市販だったが) でも、せっかくよくできてるのに みんな人にホイホイあげてしまうので、 うちには何一つ残っていない。 とにかく器用貧乏なのだ。 ・・・・・・・・・・・ そんなおやじが、あるとき オセロゲームの盤を作って 会社から帰ってきた。 たしか、俺が小学3、4年、 オセロゲームが全国的に 大ブームにな

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾肆】 俺のおやじ、ミノルは器用貧乏であった

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾参】 〔番外編〕 俺のおふくろ、ノブコは救急車で●●●を押さえて一命を取り留めた

          この話は、番外編ではあるが 恐らく本シリーズで最強の話になると思う。 そろそろ紹介しても良い頃かと思ったので 情景を思い浮かべながら読んでいただけたら幸いである。 ・・・・・・・・・・・・・ さて、俺のおふくろ、ノブコはほんとうに凄い。 あれは、俺が4歳の時、肌寒い真夜中のこと。 おやじ、おふくろと3人で寝ていたのだが (じいさんもいただろうか?) なんだか急にざわざわしたので 薄暗い中、眠い目をこじ開けてみると どうも様子がおかしい。 おやじはすっ飛んで隣り

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾参】 〔番外編〕 俺のおふくろ、ノブコは救急車で●●●を押さえて一命を取り留めた

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾弐】 俺のおやじミノルは“ずれて”いるが、実は俺もズレていた

          あれは俺が小学校4年のことだった。 (前回もそうだったような‥‥‥) 
 俺はおやじよろしく、掃除の時間に調子に乗って 悪ふざけをしていて、大怪我をした。 机を跳び箱にしてポーンとまたぎ越した際に、 思いっきり中指を曲げたまま 手をついてしまったのだ。 イメージとしては、中指グワシのようなものだろうか (それで通じるだろうか?) 一瞬のことだったので、何が起こったのか、 自分でもよくわからなかった。 
 ただ、次第に中指はジンジンと痛み始め、 やがて我慢で

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾弐】 俺のおやじミノルは“ずれて”いるが、実は俺もズレていた

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾壱】 俺のおやじ、ミノルは「俺」よりも「物」を大切にする性分であった。

          あれは、俺が小学校4年生の時のことだった。 うちの町内にはいじめっ子がいた。 俺より1、2年上級生なのだが、 どうやら自分が強いということを誇示したいのか 下級生を一人ずつ絞めていたのだ。 そして、俺の順番が回ってきた。 帰宅途中でそいつにつかまり、 やや幅の広いドブに落とされた。 が、そいつも俺を絞めるために ドブに一緒に降りてきた。 かくして、俺はそいつに首に腕を絡まれ 身動きを止められた上で ボコボコと拳骨で突かれた。 俺は親父とは違い、一人っ子ということも

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾壱】 俺のおやじ、ミノルは「俺」よりも「物」を大切にする性分であった。

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾】 俺のおやじ、ミノルは、緊急時だというのに女性のおっ●いを見ていた

          30年ほど前の話である。 おやじがまだバリバリの40代だった頃、 勤めていた茨城のとある印刷会社で あるアクシデントがあった。 工場内で働いていた女性が 稼働中の裁断機に誤って手を挟んでしまったのだ。 不幸中の幸いは (といっては相手の方にお叱りを受けるかもしれないが) 切断されたのが指だけで済んだことだった。 とはいえ、小さな工場にとってこれは一大アクシデントであり、 本人は顔面蒼白になり、その後気を失った。 近くにいたオヤジは異変に気づきすぐにその場に駆け寄って

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ弐拾】 俺のおやじ、ミノルは、緊急時だというのに女性のおっ●いを見ていた

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾玖】 俺のおやじ、ミノルは、イナゴとりに夢中になって、俺を生け贄にするところだった

          生後まだハイハイしかできなかった頃、 おやじは俺をつれて稲刈り後の田んぼに イナゴを捕りに出かけた。 今はだいぶ減ってしまったが、 数十年前は、稲を刈った田んぼで 素手でぽんぽん捕まえられるほどの 大量のイナゴがとれたものだ。 そのイナゴを、麻でつくった手製の巾着袋に 押し込んで持って帰り、 天日干しにし、羽根と足を取って 醤油と酒と砂糖で煮込んで 佃煮にして食べる。 おやじはこれが好物だった。 ということで、おやじはイナゴとりに 我を忘れて夢中になった。 それは

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾玖】 俺のおやじ、ミノルは、イナゴとりに夢中になって、俺を生け贄にするところだった

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾捌】 俺のおやじ、ミノルは死の淵から生還してもユーモアだけは忘れなかった!

          俺のおやじ、ミノルは、 町工場の印刷工であった。 10年ほど前、天を仰ぎながら 「75歳まで現役を続ける!」と 慢性気管支炎で出なくなった声を 振り絞り、俺に囁いたおやじは、 ほんとに75をすぎて入院するまで 現役を貫いた、ツワモノだった。 おやじが入院したとおふくろから 電話があったときは さすがに俺も 「ついに来るべきときが来たか」 とちょっと覚悟した。 主治医からも、万一の場合の 延命措置をするかどうかの確認を受け、 入院3日目には、肩から肺に針を通すという

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾捌】 俺のおやじ、ミノルは死の淵から生還してもユーモアだけは忘れなかった!

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾漆】俺のおやじ、ミノルとその悪友軍団は、俺の披露宴の前から酔っぱらってた

          俺のおやじ、ミノルは、 俺の結婚式で大いにふったかった。 今から20数年前、俺は浦安にある ディズニーランドのオフィシャルホテルで 結婚式と披露宴を挙げた。 おやじは田舎から貸切バスに乗って、 おやじの悪友たちと一緒に 会場のホテルにやってきた。 式を挟んで披露宴には時間があったので、 おやじの悪友たちは、ラウンジで一杯飲み始めた。 これが、悪夢の始まりだった。。。。。 披露宴に入る頃には、おやじの悪友たちは すっかり出来上がってしまっていたのだ。 ついでに言

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾漆】俺のおやじ、ミノルとその悪友軍団は、俺の披露宴の前から酔っぱらってた

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾陸】〈番外編〉俺のおやじ、ミノルはすごいが、おふくろ・ノブコはもっとすごい!

          俺のおやじ、ミノルはすごいが、 おふくろ、ノブコはもっとすごい。 まだ俺がおふくろの腹の中にいたときのこと。 おふくろが盲腸を煩った。 ところが、身ごもっているということで、 入院した病院の先生は、 なんと麻酔の量を減らして、 盲腸の施術を実行したのだそうだ…….。 痛くなかったんか!? おふくろ??? 母は強し! おそるべし、我が母親、ノブコ! ぴーこ #創作大賞2022 #俺のおやじミノル

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾陸】〈番外編〉俺のおやじ、ミノルはすごいが、おふくろ・ノブコはもっとすごい!

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾伍】俺のおやじ、ミノルは◯の中を◯◯◯で◯◯に行って怒鳴られたことがある

          ある冬の日のことだった。 その日は、雪がしんしんと降り積もっていた。 おやじは、何を思ったか 突然、川向こうのお袋の実家に行こうと言い出した。 まだ赤ん坊だった俺の顔を見せにいこうと。 我が家には、車はない。 では、何で行ったか? 自転車である。 背中に赤ん坊の私を背負って、雪の中を自転車で 佐原市(現・香取市)から麻生町(現・茨城県行方市)まで。 川越えといっても、坂東太郎こと利根川の下流である。 しかも、雪の中を赤ん坊を背負って。 片道、車でも30分はか

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾伍】俺のおやじ、ミノルは◯の中を◯◯◯で◯◯に行って怒鳴られたことがある

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾肆】俺のおやじ、ミノルは、◯◯◯◯で足を踏んづけたことがある

          おやじが印刷工の見習いだった時のお話。 東大の赤門あたりで おやじは印刷紙をたんまり乗せた リヤカーを引いていた。 ところが、軽い坂にさしかかったとき ふとバランスを崩して リヤカーがおやじの体にのしかかってきた。 うまい具合に直撃は回避できたものの タイヤは崩れ落ちる紙を積んだまま 無惨にも足の甲を轢いていった。 重さはどれほどだったのか 今となっては墓の中のおやじしか知らないが、 紙というのは恐ろしく重い。 結果、おやじは複雑骨折し

          俺のおやじ、ミノル 【其ノ拾肆】俺のおやじ、ミノルは、◯◯◯◯で足を踏んづけたことがある