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戸隠幻想①ウイークエンド行者 直会は勝手に天然きのこ蕎麦。まもなく冬至の戸隠の聖地で祈ってきました。

ここは戸隠神社奥社に向かう参道の右側にある大講堂跡。

その昔戸隠修験が栄えていた頃、ここに行者達が学ぶ大学のようなものがあったというその跡なんです。

参道を上下する方は沢山ありますが、ここに足を踏み入れる人は少ない。

残されているのはかつて柱がその上に立っていたと推察される礎石ばかり。

静かな静かな大講堂跡なのです。

ここ実は「最強の聖地」と江原啓之さんが数年前方々で喋ったことで人も車もお参りもぐぐぐっと増えた戸隠山域のなかにあって、

「聖地中の聖地のひとつ」

と言っていいのではないかとウイークエンド行者は思うのです。

ある神職さんによると…いわゆるゼロ磁場だとも。(測定したと仰ってましたがどうやってはかるのか?ウイークエンド行者は修行不足でよく知りません)

もしももしもいかれる機会があれば、この場所に静かに足を踏み入れて少しの時間立つなり座るなり寝るなりしてみてくださいませ。

気持ちと脳内がす〜っとクリアーになる感覚が感じられるはず…

風の唄の中に行者たちのざわめきが…

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↑少し前の画像ですが、鏡池から見た戸隠連峰。ヒマラヤのようです。戸隠山も海中からぐぐ〜っと隆起した山です。エネルギー的に似ているのかも知れませんね。

実はこの場所から北東に山の方に向かって行者道があります。

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道と言えば道…

そこを上がっていくと「山神堂」が祀ってあった場所に出て、そこから藪を漕いで峠を越えて、いくつかの窟に辿り着くことが出来ます。

その数は三十三ともそれ以上とも。

昔の行者は切り立った岩壁にあいている窟にこもり、飯縄山を拝んでいたのではないかと推察されます。

朝日はそちらから上がってきます。

21日は冬至。陰と陽が極まり、逆転し、春に向かって暦は回転し始めます。

その日の朝日を拝みに次の週末はまた戸隠山に籠もって参ります。

節分まではこの山域は雪に閉ざされていきます。

玄冬の戸隠。

そして再生の象徴である立春の日の出が、奥社の参道にまっすぐ差し込んで参ります。参道は産道か?

天下泰平 世界平和 万民安楽 万物調和 神仏加護

南無神変大菩薩 南無降伏諸魔三世一体金剛蔵王大権現

山の中を歩き、冷えた身体に温かいきのこそばがありがたいです。

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ざるそばをまずはいただいて、そばつゆをそば湯で割って、そこにキノコおろしを投入〜。勝手にきのこ蕎麦にしてしまうわたしだ(笑)

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