いけてますって✨～生け花芸術論争の巻～
🈲画像の無断転載禁止
(と言っても、スマホの画像など誰も使わないとは思いますが…)
#花人 #いけばな #ほりべえ
たまには華道家らしく、いけばなの芸術論争についてシリーズ化してみたいと思います。
ご興味をお持ち下されば何よりでございます。m(__)m
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先日、ほりべえのいけばな作品をご覧下さり『まるでレンピッカの絵みたい💓』と言って下さった方がいらっしゃいました。
ほりべえの中ではアールデコ時代の自由を闊歩した女性の象徴なので、嬉しい～～～！😸✨✨✨✨
そのように言って頂いた作品がこちらです。
ヒメオドリコソウ、ハコベ、カラスノエンドウなどの山菜(雑草？)を「いけばな作品」に致しました。😸
(一応、プロの写真家でもございますのでどのようにフレームに収まるかを考えてスマホの一発撮りです。)
作品の全体図はお見せ致しません。
ほりべえの「いけばな体験教室」にお越し下さった方々のみにお伝えしております。 いわゆる「ほりべえ門外不出」www.
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さてさて、いけばなが芸術であるか否かの論争には、下のような史実がございます。
部分抜粋
昭和三十三年十一月二十七日 木曜日 快晴
帝国ホテルの会議室で文芸美術健保組合の理事会が開かれていた。
この日の最大の議案は、「いけばな協会」の加入を認めるかどうかであった。
(途中略)
「私は生け花を美術と認めない。認められないのです」
彫刻家の代表の一人だった。
「ですから、どうしても文芸美術健保組合に加入なさるというのなら、文芸の部でご検討下さい」
最初から痛烈なパンチがきた。
「私も同意見です」
隣の人物は絵画部門の代表者だった。
「発言は許されるでしょうか」
蒼風は手をあげて、丹羽文雄を見た。
「どうぞ」
丹羽は意外な展開に少し当惑した表情をみせていた。
蒼風は立ち上がった。
「ただいま、生け花は美術ではないというご意見を聞いて、ひとこと申しあげたいと思うのです。たしかに生け花は世間でいう美術ではないかもしれません。しかし、生け花は古くて新しい芸術であります。では、芸術とはなにか、それを言わねばなりません。芸術とは美の創造、創出です。まぎれもなく生け花は、美の創造、創出のために、只今、大噴火をおこしております。皆さん方からの眺めでは、それが桜の下のお花見のように見えるのでしょうか」
芸術とは美の創造、創出です。まぎれもなく生け花は、美の創造、創出のために、只今、大噴火をおこしております。
この蒼風とは、勿論草月流を興した勅使河原蒼風です。
さ、さ、
この後、草月流をはじめ、小原流、清風瓶華流、安達流がいけばなという芸術とどのように向き合うのか。
は、またの記事にて～～！✨(≧∇≦)b
to be continued
ここまでお読み下さいましてどうもありがとうございます。🛐
心はいつも #花とともに
(毎度のおまけ)
そして、本日のメイン料理は
めちゃめちゃ美味しい～‼️💓
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