【キュービィ攻略】七色の低空

キュービィの低空ホーミングダッシュ、略して低空にはいくつもの種類があるのをご存じだろうか。今回はその七色の低空のうちごく一部を紹介する。

※「適した技」の部分は主にどのジャンプ攻撃を使うかを示しています


1.普通の低空

  • 適した通常技:弱P、弱K、中P

ただの低空攻撃。普通の中段として使う、もっとも代表的なもの。

中段にぴったりなのはジャンプ中Pだが、密着からの低空だと発生の都合で出すのが難しいので、ジャンプ弱を使うことが多い。弱Kのほうが判定が強い気がするが、P or Kはお好みで。

2.シニア低空

  • 適した通常技:弱P、弱K、中P

普通の低空を一瞬待って出すだけ。手元がきびきび動かないシニア勢が繰り出しがちなことから名づけられた。

ただ操作が遅れてるだけじゃないか、と思うかもしれないが、小技暴れやAG漏れを潰せるため、実はこっちのほうがヒットする確率が高いことがある。ディレイをかけすぎて低空を出す前に暴れを食らわないように注意。もちろん最速でイレッパされたら負けるので対の下段重ねを忘れずに。

3.低空スカし下段

  • 適した通常技:強K

ジャンプ強Kは発生が遅いため、密着気味の距離で低空から出すと発生前に着地してしまう。これを利用してスカし下段を仕掛ける。

これも立派なバリエーションの一つ。キュービィはどうしても中段が強いため中段多めになりがちなうえ、大足が短いので下段のリターンも少ない傾向にある。なので、分かっているプレイヤーはしゃがみガードしてくれない。そのためこうした選択肢のほうがむしろ通る。低空で密着まで接近することになるのでほぼ確実に大足まで当たる。

4.水平低空

  • 適した通常技:中P、中K

相手に向かって水平に飛んでいく低空。遠~中距離から距離を詰めつつ触るために使う。地上で遠くにいる相手に低空を出すと自然とこうなる。

低空は崩しだけではなく、移動や初手取りにも使える。判定やのけぞりのことを考えて中攻撃を出すことが多い。ジャンプ中Kは横方向のリーチが長い上に判定も強いため最適。ジャンプ中Kはほとんどのキャラのしゃがみに当たらないが、キュービィがかっ飛んで来ているのを見ながらしゃがむ人間はいないだろう。ボタンを押すタイミングによってズラしとして使うこともできる。

離れた距離からだと自然に水平低空になることが多いが、近距離だと特定のフレームでホーミングを発生させる必要があり、非常に難しい技術となる。密着での水平低空を実戦投入できているプレイヤーはほぼいない。

5.バックジャンプ低空

  • 適した通常技:弱K、中P

通常の低空は1P側だと9N6や9N9の入力で出すが、一度バックジャンプしてから66でホーミングを出す方法。

リリスやモリガンなど判定の小さい一部キャラは、密着から前ジャンプ低空を出すと、ジャンプ弱攻撃であっても攻撃判定が出る前に着地してしまう。その状況で中段を仕掛けたい場合はバックジャンプ低空が必要になる。

また、キュービィのジャンプ弱攻撃は判定が弱いため、相手キャラ(特にビシャモンなど)がしゃがみ弱攻撃で暴れていると、その弱攻撃と低空弱が相撃ちになってしまうことが意外とよくある(しかも目の前に着地するので逆に択をかけられてしまう)。そんなときにバックジャンプ低空で中段を仕掛けると、相手の食らい判定の上部に技が当たるので、相撃ちになるリスクを減らすことができる。

6.差し返し低空

  • 適した通常技:弱K、強K

中距離で一瞬止まり、相手の技の空振りを見てから低空で接近しつつ差し返す。シニア低空に似ているが一応別扱いとした。

低空をカウンターしようとする斜め上方向に強い置き技(フェリシアのしゃがみ中P、レイレイのしゃがみ中P、ジェダのしゃがみ中Kなど)を潰すための選択肢。セイヴァーはゲームスピードが速いため、先読みで技を置かれていることが多く、そうした技を空振りさせてからこれでお仕置きする。

リーチが長く判定も強いが発生が遅いので近距離では使えないジャンプ強Kがもっとも活躍する場面でもある。これで置き技を振れないように意識付けしてから攻めると効果的。

最後に

七色と書いたが6つしかないことに気付いた聡明な方もいるかもしれない。7つ目の低空を見つけられるかどうかはあなた自身のやり込みにかかっている。

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