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家事AIをつくってみました

毎日の家事、面倒くさいですね。。

毎日続く家事のルーチンは、時間と労力を要求して、しばしば私たちを疲弊させます。しかし、技術の進歩は、この面倒な日常から私たちを解放する鍵を握っています。そう、ロボットとAIの融合です。

最近では、ロボットにLLMなどのAIを組み合わせたこんな家事支援ロボットをよく目にするようになりました。

はやくこんな世界が来てほしい。。

とは思うものの、こうした製品が普及するにはまだ時間がかかりそうなのと、実際にはかなりの値段になりそうなこともあり、多くの家庭ではしばらくは従来の方法で家事をこなす必要があるのです。

しかし、せっかくのAI時代なので、何かAIを使って日々の家事をもっと楽にする方法はないかなと考えていたところ、数年前に書いた家事の本を思い出しました。

こちらの本は、多くのみなさんに読んでいただき、新聞やWEBメディアの取材もしていただきました。ありがとうございます!

ここで私が考えたのが、自分自身で家事を支援するAIの開発です。
といっても、そんな大きな話ではなく、ChatGPTのMy GPTを使って、この本を読み込んだAIを作り、いろんな質問に答えてもらおうというものです。

それがこちらの家事AIです。

ためしにいくつか質問をしてみます。

Q. 掃除が面倒だけどどうすればいい?

A. 掃除が面倒だと感じるとき、いくつかの方法で対処できます:
思考の切り替え:家事をポジティブなデトックスとして捉えることで、面倒な作業をプラスの体験に変えることができます。例えば、トイレ掃除や洗面台の掃除など、水回りの掃除をリフレッシュの機会として捉えることが効果的です​​。

掃除ロボットの利用:掃除ロボットを導入することで、掃除の負担を軽減できます。人間とロボットの得意分野を組み合わせることで相乗効果が生まれ、より効率的に掃除ができます​​。また、掃除ロボットを使用するために床の上に物を置かなくなり、自然と部屋が片付くようになるというメリットもあります​​。

家事のアウトソーシング:掃除が苦手な場合は、家電に任せたり、ヘルパーに依頼するなどのアウトソーシングを活用することも一つの方法です。得意な家事に集中し、苦手な部分は他の人に任せることで、全体的な生産性を高めることができます​​。

家事AI
リビングルームの掃除機がけ、棚のホコリ取り、バスルームのブラシがけイメージ

Q. お皿洗いが面倒だけどどうすればいい?

A. お皿洗いが面倒だと感じる時には、以下の方法を試してみると良いでしょう:
すぐに洗い始める:
ご飯を食べ終わったらすぐにキッチンに立って皿洗いを始める「ゼロ秒」ルールを実践します。これにより、油や汚れがこびりつく前に対処でき、面倒くささが減少します​​。

効率的な段取り:どのように皿を洗い、水切りカゴに置くかを事前に計画します。これにより、洗い物の効率が向上し、作業時間が短縮されます​​。
皿洗いをルーチン化する:「食べたらすぐに洗う」と自分に言い聞かせ、皿洗いをルーチンの一部にします。最初は気が進まなくても、作業を始めると徐々に集中し、気づいた時にはきれいになった皿が目の前にあることでしょう​​。

皿洗いを楽しむ:皿洗いをアートのように捉え、どう美しく並べるかを考えることで、楽しみながら作業を行います。見た目が良くなると気分も良くなり、作業が快適になります​​。

家事AI
予備洗いからきれいになった食器を空気乾燥させるまでのさまざまな段階

洗濯が面倒だけどどうすればいい?

洗濯が面倒だと感じる場合、以下の方法を試してみると良いでしょう:
タスクの分解:
洗濯という家事を「洗い」「干す」「たたむ」といった具体的なタスクに分解して考えることで、作業を管理しやすくなります。タスク分解は家事を効率的にこなす近道になります​​。

「洗濯モード」に切り替える:洗濯物をたたむ作業を始める際には、まず「洗濯モード」に切り替えることが重要です。洗濯モードに入ることで、洗濯物をたたむ作業に集中し、効率的に進めることができます​​。

まず手を動かす:洗濯物を前にした時、最初にすることは「何も考えずに手を動かす」ことです。嫌なことを忘れて、洗濯物をたたむことに集中することで、作業を効率的かつ楽しく進めることができます​​。

家事AI
洗濯物の分類から干すまでのさまざまな段階

献立を考えるのが面倒だけどどうすればいい?

献立を考えるのが面倒な場合、以下のようなアプローチが有効です:
「レストランのメニュー」のアプローチ:
効率的に献立を決めるためには、レストランのメニューのように考えることがヒントになります。これにより、毎日の献立をあまり考えずに、効率的に決めることができます​​。

メニューのマネジメント:コストとクオリティのバランスを考え、限られたリソースの中で効率的に料理を提供することを目指します。日常のルーティンメニューを定型化し、シーズナルメニューでバラエティを加えることが重要です​​。

定番メニューの設定:定番メニューを決めておくことで、献立が思い浮かばない時に簡単に選択できます。旬の食材をベースにした月替わりメニューの計画も有効です​​。

日替わりメニューの導入:その日に特売だった食材やお惣菜、もらい物などを日替わりメニューとして取り入れることで、毎日の献立のローテーションを決めるだけで済み、ストレスなく食事の用意ができます​​。

家事AI
レシピの調査から調理のための食材の整理までの段階

こんな感じで本の中から参考になりそうな情報をピックアップして答えてくれます。

毎日の家事のヒントに、よろしければお試しください。

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