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インプットとアウトプットの理想の比率は?

「インプットだけではなく、たまにはアウトプットしなきゃなあ。。」と思いつつ、ネットのニュースやSNS、ネットフリックスやアマプラ、テレビや書籍など、消化したいコンテンツが山積みで、なかなかアウトプットには気が回りません。ふと気がつけばこのnoteも間が空いてしまいました。

そもそも、理想のインプットとアウトプットの比率とはどれくらいなのでしょうか?

この本の中にある、コロンビア大学の心理学者、アーサー・ゲイツ博士の実験によれば、もっとも効果的な学習につながるインプットとアウトプットの黄金比率は「3:7」であると言います。

インプットしたらその倍はアウトプットすべきであるとのことですが、これはなかなかの数字ですね。。

この比率を実現するにはどうすればよいのでしょうか?

インプットは、新しい知識や技能、インスピレーションの源です。
書籍、講演、映画、対話などを通じて、私たちは世界を広く深く理解することができます。しかし、このプロセスに過度に時間を割くと、情報過多により消化不良となってしまいます。

アウトプットは、書くこと、話すこと、製作することなど、学んだことを形にする活動です。実際に手を動かすことで、より深い理解とスキルの習得を実現します。

この比率の最大のメリットは、実践を通じて学習が深まる点にあります。

インプットに比べてアウトプットにより多くの時間を割くことで、知識が実践的なスキルへと変化し、より効果的な学習結果をもたらします。
また、アウトプットの過程でいろいろと考えたり調べたりすることで、理解を一層深めることにもつながるでしょう。

確かに、ネットの記事を読むだけではなく、こうしてnoteにすることで、ちょっと理解が進むような気がします。

もっと言えば、書くことによって、いろんな体験や考え方がはじめて自分のものになったような実感を得ることができるのです。

20世紀の著名な日記作家、小説家であり、深い内省と個人的な経験の探求で知られているアナイス・ニン(Anaïs Nin)は、

"We write to taste life twice"

という言葉で、書くことが人生をもう一度、異なる視点から経験する手段であると説きました。

この言葉が意味するのは、書く行為が人生の体験をもう一度味わう方法であるということです。書くことによって、過去の出来事を振り返り、それらを分析し、理解し、感情や感覚を再体験する。書くことによって、私たちは自分自身や周囲の世界との関係を深く探求できるのです。

この言葉は私たちに、アウトプットの大切さを教えてくれます。

それは単に情報を記録する行為以上のものであり、自己表現の形であり、人生の体験をより豊かにし、より深く理解する手段です。
書くことによって、私たちは自分自身を再発見し、成長する機会を得ることができるのです。

そんなことを考えながら、noteを書いてみました。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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