見出し画像

「先生の言う事を良く聞きなさい!!」の意味を履き違えてはいけない

すでに過去の記事で少し書いたのですが、今日はこの「○○の言う事を良く聞きなさい!!」の文言の認識や再認識と、その後の大切な「アイデア」をシェアすべく少し書いていておきたいと思います。

きちんと「正しい意味を理解」しておきましょう。

「先生の言う事を良く聞きなさい!!」という類の言葉は、

言葉の捕らえ方で「大きく意味が変わってくる言葉」ですので。

きちんと「正しい意味を理解」しておきましょう。

この文の「先生」の部分には「両親・大人・上司・先輩」など、立場というものの上位に位置する人たちは勿論の事、

それ以外の 全ての意味合いの「人」という言葉

を当てはめて考える事ができます。

いったん話をそらしますが、

この「先生の言う事を良く聞きなさい!!」という言葉だけでなく様々な事柄は、両面の意味を持っています。たとえば、

「先生」や「学校」は、必ずしも貴方の「夢や目標」を「叶えてくれる・達成させてくれる」わけではなく

逆に、あなたの「夢や目標」を「つぶす存在」である事もあります。

これは、以前にも少し詳しく書きましたが「善意のドリームキラー」というやつです、

勿論、全ての「先生・学校」の話ではありません。

日本の方に多いのですが、感情を紐付けての「ゼロ か 百 か」で物事を判断してしまう方も多いので、その点も注意が必要です。

世の中には「そういう人もいる」のは事実なので、尚の事

「先生の言う事を良く聞きなさい!!」

という言葉が「本当の意味」で「大切」になってくるのです。

「先生の言う事を良く聞きなさい!!」の「本当の意味」とは

この文の中の「良く聞きなさい」という言葉を

「ききわけのいい子になりなさい」や

「言われた通りに実行しなさい、忠言に従いなさい、受け入れなさい」

という風に捉えてしまっている方が多いかもしれませんが、


いいえ、ちがいます!!


この「良く聴きなさい」とは、

忠言を受け入れれてしまう前に、

「何の為に言っているのだろう?この言葉には何の意図があるのだろうか?」

という事をよく考えながら聴いて、ちゃんとその隠れている本当の「意図」を探り考えてから、

「忠言を受け入れるか・受け入れないか・はたまたその情報から別のアイデアを捻出するか」

など、独自に判断して行動や人生に生かしなさい」

という意味で、

これが、今の日本の若い人達にとって「本当の意味」で「大切な言葉」だと思っています。

もちろん、若い方だけに限らず、大人にも必要な大切な言葉です。

お店に出向いたときや、仕事の取引先の方との会話もすべてそうです。

この「本当の意味のよく聴きなさい」が大切です。

逆に言えば、この「良く聞きなさい」という言葉を

「言われた通りに実行しなさい、忠言に従いなさい、受け入れなさい」

という風な言葉として理解して生活していると、様々な誘導に乗ってしまうということになりますので、気をつけてくださいませ。

念を押して、もう一度書きますが、

「先生の言う事を良く聞きなさい!!」は

「文句言わず、いいから聞き入れなさい!!」

「文句言わず、いいから従いなさい!!」

という意味では全くありません。

「先生の言う事を良く聞きなさい!!」とは、

「先生の言う事を、何の意図をもって、何のために言っているのか、「本質的な意図」が何なのかを良く考えて聞いて、それを受け入れるか受け入れないかを、独自で判断しなさい!!」

という意味です。

そもそも、小中学校と大抵の高校というのは、

「何かに所属して、その中で上手に生きていく為のノウハウ」

を教えてくれる場所で、「よい従業員・公務員」になる為にはうってつけの学びの場所です。

「所属してお給料をもらう」という事は、必然的に

「給料を払う人や団体に沿う形の決断と行動」が必要で、

言い換えればそれに対する対価として「お給料」が 支払われている事になるのですから。

特に義務教育中における「よい子」というのは、「立場が上の人に従順に従いなさい」という事なのです。

本当に「賢い人」に成るというのは「学校の勉強内容が」無意味である事に気がついて、その気がついた時におかれている環境の中で「ならどうする?」と考えて、独自に別の必要な学びと行動を選択や編み出してできるようになることです。

ですから、その事に気がついてしまった人や、自分が主体となって何かをする事を生きる道に選びたい人にとっては、義務教育は苦痛の時間でしょう。

ですが、

人はあらゆる事に対して「向き不向き」という物があります。

誰もが、1万人の従業員を抱えて、何億円の取引をこなせる社長が出来るわけではありません。

「向き不向き」の簡単な見分け方は「苦痛か苦痛でないか」で分かると思います。

どうせ選ぶなら、どうせ時間を費やすなら「苦痛でないもの」を、欲を言えば「喜びを感じる事」を、限りある人生の為に選んだほうが幸せではないでしょうか?

最後に一言。

上にも書きましたが、人には何事にも「向き不向き」があります、ですから「所属して指令に従って仕事してお給料をもらったりして生活する」というのは、決して悪いことではありません。

ですから、そういった立場の方が「苦痛でない・良い仕事ができる」という方は義務教育はあまり苦痛ではないはずです。

そして、そのような仕事場では「自己主張」はあまり必要ありませんし「命令に従う」というのは、立場上それが仕事なので仕方がないことですが

ですけれど、

「同じ従う」でも、ただ言われたことを「何も考えず従順に従う」事と、意味と意図と内容を理解して「総合的に判断して従いましょう」というのでは、雲泥の差があります。

「考える事」を捨てていませんか?

「疑問?」や「違和感」は、あなた自身からの「サイン」です、その内側から発せられる「サイン」の「意味」も同じように「何で?なにが?何の為に?」考えてみる癖をつけてみて下さいませ。

あなたが本当にやりたいことへ導いてくれる信号かもしれませんから。

今回は以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

人生の中での問題の自分自身の為の最適な答えというは、大抵は「自分自身の中の自分との真剣な対話」で見つかるものではないかと思っています。

それぞれお互いに、有限な人生を有意義に過ごせるように願っております。

「自分からのサイン」を早めにキャッチして、できる限り今日も明日も10年先も、常に素敵な一日になる「選択」の方を選んで人生を生きてくださいませ。

堀江努

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?