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コロナ後 価値観の二極化

みなさん、こんにちは。

昨日、仕事で表参道を訪問したが、道路・歩道が無茶苦茶空いており、とっても気持ちよかった経営コンサルタントの堀口隆広です。

さて、本日は昨日の続き。

テーマは、コロナ後 価値観の二極化。

二極化という言葉は、近年盛んに使われるようになり、人々の価値観や考え方がドンドン離れて、二つのおおきなグループに分かれていく様を表している。

厳密には、二つに限定されないと思うが、戦後、日本人の大半の人達が感じていた価値観(良いと思うこと、悪いと思うこと)がバラバラになってきており、今回のコロナにより、より顕著になってきている。

米国では、4年前のトランプ大統領の出現により、もともとバラバラであった米国民の価値観が、トランプ派、反トランプ派と大きく二つに分かれたように、日本でも同様の現象がでてくる可能性がある(ただし、日本の場合は明確に政治的な対立にはならないと思うが)。

今回、コロナにより、政府が「新たな生活様式」の提唱をしている。

この新たな生活様式の具体的な内容は別として、この提唱が意味することは、コロナが収束しても、元の生活には戻らないことを宣言していると考えている。

ここに、価値観の二極化があらわれる。

つまり、

(a) コロナ収束後は、基本的には元の市場にもどり、従来の価値観が継続される(もしくは継続して欲しい)と考える派と、

(b)コロナ収束後は、元に戻らず、全く新たな市場、価値観が出現すると考える派、の二つである。

(a), (b) どちらが正しい、間違いといった判断はない。

米国でも見たとおり、価値観の善悪を言い始めると対立を生み、最終的には暴力につながるからだ(究極は戦争である)。

中小企業の経営者に考えて欲しいのは、上記どちらの人達をターゲットにするかである。

特徴として、(a) グループは、保守的、権威的で従来の考え方に執着する。今回のコロナに対しては、非常に不安や恐れを感じており、日本全体の多くの人達(多分、70~80%)はこの範疇にはいると推測される。

一方、(b) グループは、改革的、開放的で従来の考えにこだわらず、全く新たなやり方に挑戦する。今回のコロナに対しては、多少の不安や恐れを感じるものの、この機会をポジティブに捉えて、行動をする。

上記の価値観は、自社の在り方にも当てはまる。

本内容が、皆様にとって少しでもお役に立ちましたら幸いです。

可能性は無限大

堀口隆広

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