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模擬授業90.「計算パーフェクトスキル(2)」

2007年3月24日(金)。TOSSデー中高横浜「中学・高校で実践する“黄金の三日間”の準備ポイント55」の講座「高校数学 計算パーフェクトスキルのユースウエア」

模擬授業

全体を見る。「丸17」開き始めたかどうか確認。
「分母が違う分数のたし算・ひき算(1)」時間調整として、範読。
「日付、3月2日と書きます」
「例題 次の四角にあてはまる数を書きましょう」書いているのを確認しながら、範読。
指示1 かっこ1。みんなで読みます。2/3+、さんはい。
「2/3+3/5」
発問1 まず何をしますか。
「通分します」
指示2 通分して、=。四角に入る数字を書きなさい。
「みんなでいいます。通分して=」「通分して=10/15+9/15」
「四角に10と書けた人は丸、かけなかった人は写しておきます。」
発問2 次に何をしますか。
「分子どうしをたします」
指示3 分子どうしをたして=、四角に入る数字を書きなさい。
「みんなで、さんはい。分子どうしをたして=」「分子どうしをたして=10+9/15」
指示4 簡単にします。
「=、はい。」「=19/15」
「できた人は丸。できなかった人は写しておきます」

『計算パーフェクトスキル』とは

1日に見開き2ページずつ学習すると、
2週間で、
中学校数学に必要な算数の計算力を身につけることができる。
(月刊向山型学授業12月号、井上好文氏論文) 

ユースウエア案

1.例題を授業で扱い、練習問題を板書
① 例題を音読。
② 解き方を指名で確認。
③ □の数字を確認。
④ 例題で説明練習。
⑤ 練習問題「2問めまできた人は、みせにきます」
⑥ 練習問題が全部できた生徒から、黒板に書かせる。
⑦ 黒板に書いた生徒が発表する。
⑧ できた問題と、できなかった問題のチェック。
2.「スキル5番をやります。」
 答あわせまで、生徒が行う。
3.ノートに書かせる。
例示問題の□の数字を確認。
例示問題をそっくりそのままノートに写す。
4.春休みの宿題とする。

《参考文献》

『月刊向山型数学授業』2006年12月号、TOSS向山型数学授業研究会
『月刊向山型教え方教室』2007年2月号、明治図書
『教師にも児童にも大好評計算パーフェクトスキル』川原奈津子氏、第43回向山型算数セミナー論文

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