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模擬授業82.「月の大きさと月までの距離(7)」


2006年12月15日(金)。向山洋一氏の前で、どこでも模擬授業。

1.指導案


発問1 満月から、わかることは何ですか。
「次の中から選びます」挙手で確認「月までの距離だという人?」「月の大きさ」「地球の形」
「紀元前のギリシャ人は次のことを知っていました。全員正解です」
説明1 月食から、月の大きさを求めます。月食が始まってから、50分後、月が、完全に地球の影に隠れます。
「100分」「150分」
発問2 200分後。再び月が輝き始めます。地球の直径は12800㎞でした。月の直径を求めます。式をノートに書きなさい。
「式は何ですか」指名「12800÷4です」
「計算します」「書けた人は、答えを言います。いくつですか」
「3200です」「その通り。月の直径は3200㎞です」

検討


向山洋一氏
1.これはおもしろい。
2.知的だ。
3.余分なところをとる。月食からはじめればいい。
4.「2500年以上も前のギリシャ人は、月の大きさを知っていました。どのように求めたのでしょう。ヒントです。(月食が始まってから50分の画面を提示)」そして、講師の先生を指名する。

分析


1.子どもが熱中する授業の組み立てを学ぶ。
2.余計なものを削る。思い切って捨てる。

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