自己紹介(プロフィール)

通常、このNoteはSNSに長めの記事を載せる際にリンク先として利用しているので特に考えていませんでしたが、Noteからたどってきてくださる方もいらっしゃるので、時系列で自己紹介をしておこうと思います。

テニスクラブで実感したインターネットの可能性

私は学生の時(1996〜2002)、テニスクラブでインストラクターのアルバイトをしていました。個人経営のクラブだったので、長く続けていると、クラブの運営にも色々と意見を出せるようになりました。そして、まだ黎明期だったインターネットを使ってwebサイトを立ち上げて集客をしたところ、1ヶ月の新入会員のうち8割がweb経由という結果になったのです。

この時に受けた衝撃が原体験となり、インターネット技術を使って世の中に価値を提供したいと考えるようになりました。

社会の仕組みの裏側を知るために(NEC)

インターネット技術を使って世の中に価値を提供するという漠然とした意識も、社会に出るとさまざまなビジネスの裏側をどのように情報システム(IT)が支えているのかの興味に変わりました。新卒でNECに入社してから、SEとして物流倉庫内の荷物出荷システムのプログラマーや業務設計、サーバーやデータベースなどのインフラ設計構築、グローバルSCMプロジェクトのチームリーダーなど、多様な役割を短い期間で経験させてもらいました。今、営業として仕事をする中でもテクノロジーに対する興味が尽きないのは、この頃の経験のおかげだと思っています。

インターネットを使った新事業立ち上げ(BIGLOBE)

さまざまなプロジェクトを経験させてもらう中で、実ビジネスをどう立ち上げているかを経験したい思いが強くなり、社内公募で当時まだNECの一部門であったBIGLOBEに異動しました。ここで、お客様に価値を提供するとはどういうことか、また事業を立ち上げるとはどういうことかを徹底的に鍛えられました。幸いにして高い営業成績が残せたのも、当時の上司や同僚のおかげです。

最後の一年、営業をしながら事業部改革プロジェクトのリーダーを拝命しました。財務分析から事業ドメイン策定、戦略ロジック構築、組織KPI設計、組織構造変更など、組織変革に関わるさまざまなことを経験させていただき、組織変革の担い手になりたいと思うようになりました。

コンサルティングへの挑戦と挫折(グロービス)

縁あって、組織変革コンサルティングを行なっているグロービスに転職。人生初めての転職でした。しかしここで、IT業界で10年イキってきた天狗の鼻を根元からボッキリ折られることになります。

グロービス のコンサルタントは、お客様の経営課題を分析し、解決するのに見合った研修サービスを個別カスタマイズして提案し、デリバリー仕切るのが仕事。自分がプロジェクトにハンズオンで入って変革を成し遂げるのではなく、お客様自身が動機付けられ、意思を持って進んでくださるように伴走する、そしてお客様が成果を出せるようにするのがバリューです。だから、ハンズオンでコンサルティングを行うより遥かに難易度が高いんです、自分は直接手を出せないわけですから。中小企業診断士の資格もBIGLOBEでの組織変革の経験も全く通用せず、生まれたままのヒヨコ状態でした。

試行錯誤を繰り返しながらなんとか形になってきた頃、社会人になったばかりの頃のITへの想いと再び向き合い、IT業界に戻る決断をします。

クラウド事業企画で鍛えられる(IIJ)

BIGLOBEとグロービスでの経験に目をつけてくださった方のおかげでIIJではマーケティング戦略の立案に携わりました。それも、ただプロモーション案(マーケティングコミュニケーション)を考えるのではなく、2013年当時爆速の勢いで成長していたAWSへの対抗戦略をゼロベースで作るというもの。役員直下に配属され、ダメ出しを食らいながらも試行錯誤を続けた日々は、私の社会人人生の中で最もキツく、かつ最もアツく燃えた日々でした。

マーケティング戦略そしてプロダクト戦略を構築し、新サービスをローンチさせてからは、パブリッククラウドとプライベートクラウドをオープンな立場で提案し、お客様のクラウド戦略を立案したいと考えるようになりました。

エンタープライズ向けクラウドプロバイダとして(NTTデータ)

次に転じたNTTデータでは、希望通りSIerとしてのクラウド戦略の立案に携わりました。SIerに戻ったのは約7年ぶりです。SIerはハードウェアやソフトウェアを組み合わせてお客様のビジネスの根幹となる仕組みを作り上げることが仕事。そのため、プロジェクト管理や品質管理、ソフトウェア開発力などがバリューになります。そのような立場で、クラウド自体にバリューを見出す戦略を立てるのは非常にチャレンジングな経験でした。

パブリッククラウドやプライベートクラウドと同じ文脈で、この頃話題になってきていたのがkubernetesを中心にしたコンテナプラットフォームでした。必然的に、コンテナプラットフォームの魅力に取り憑かれていくことになります。

そして、後付けのような形でお客様の経営課題を最新のデジタル技術で解決し、業績拡大に貢献したいという思いが強くなりました。

デジタルトランスフォーメーションの担い手(VMware)

コンテナプラットフォームとそれを用いたアジャイル開発によりDXを実現することが、今の世の中のあらゆるビジネスに必要なことであると考え、VMware(配属部門は旧Pivotal社)に転じました。旧Pivotal社の頃からのDNAであるリーンXPの手法や、開発生産性を向上させるkubernetes関連のソフトウェアプラットフォームを組み合わせてDXを実現する提案を日々行なっています。最新技術と社会課題の解決双方に携わり、とてもエキサイティングな毎日です。

ストレングスファインダーの5要素



・収集心
知りたがり屋で、知ったものやことをどんどん集める傾向があります。
・個別化
一人ひとりが持つユニークな個性をとても魅力的だと感じます。
・運命思考
今起こっていることには必ず原因があると考える傾向があります。
・回復志向
困難な問題にぶち当たるとなんとしてでも解決しようと燃えるタイプのようです。
・責任感
自分が引き受けたことは最後までやり落とす責任感があるようです。

中小企業診断士のキャリアにさらに応用力を身につけるため、一橋大学大学院(MBA)を2021年3月に修了しました。

新しいキャリアが出てきたらまたこちらに書き足していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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