またまた懲りずにPart３。こんなCMやコラボの風さんが観れたら嬉しいなぁという想像です。Part１とPart2はこちら。

明治　チョコレート効果

2016年から新垣結衣さんがCMキャラクターを務めるチョコレート効果。何と同社のMelty KissのCMは11年目！明治のチョコといえばガッキー。

新たなCMキャラクターを選ぶならガッキーのような魅力ある人でなければみんな納得しない。そ・こ・で！私達は知っているはずだ。信じられないほどの愛らしさと美しさを持つ人、藤井風さん。

チョコレート効果は、CACAO72％、86％、95％の３商品。そうです、３パターンの風さんを見ることが出来るのです。

1.　カカオ72％ ver.

キャッチコピー「リラックスを、シェアしよう。」

配信でお馴染みの部屋。みんなでくつろぎ笑いあう風さん。テーブルにはカカオ72％の大袋。心をゆっくりほぐしていく仲間との時間とチョコレート。リラックスしながら気持ちを分け合う時間にはカカオ72％がとても似合う。

写真: 藤井風アプリ 2021/6/19 Staff Diaryより

2.　カカオ86％ ver.

キャッチコピー「心が冴えわたるとき」

ライブ前、舞台袖でバンドメンバーと出番を控える風さん。ハイタッチ後、ステージへ向かうメンバー。1人残った風さんは、ポケットからおもむろにカカオ86％を取り出し口に入れる。

緊張と喜びが入り混じった表情でステージに向かう風さんの背中をカメラが追い、本人のナレーションが被る「心、冴えわたる」

3.　カカオ95％ ver.

キャッチコピー「カカオ、集中」

作曲中の風さん、メロディーに呼ばれながらピアノの前で真剣な表情。窓の前で大きく伸びをして、カカオ95％を一口頬張る。何かひらめいた様子で携帯に録音を始める。

最後に「聞いてもらった方が早いかも」と携帯のスピーカーを画面側に差し出して風さんの新曲が流れる。

写真：『きらり』 MV AFTER TALKより

積水ハウス

♪家に帰れば〜の「積水ハウスの歌」は、1970年に誕生。2020年に積水ハウスは60周年を迎え、八代亜紀さんが歌う「積水ハウスの歌〜60周年バージョン」が登場。歴史ある歌に続きCMに起用されるのが藤井風さんの「帰ろう」

「ああ すべて忘れて帰ろう～」がCMで流れ始めると定時退社する社員が増加。国内の長時間労働が減少傾向に。

さらに「帰ろう」が岡山城東高校の下校曲であることが全国的に広まり、防災無線の夕焼けチャイムを「帰ろう」に変更する自治体が多くなる。

子どもたちはイントロが流れるだけで「あっ時間だ。また明日ね～」と明るい時間に帰る子供が増加。思いつめて少し悪いことを考えていた大人も曲が聞こえると「あぁ、時間か。帰らなくちゃ」と事件や事故につながるケースが減っていった。

しかし、あまりにも自然に浸透していったため、そこに「帰ろう」の曲効果があることに気づいている人は少ない。

キューピーハーフ

紅白歌合戦ではMISIAさんと共にトリを担当し、風さんと同じ舞台に立っていた福山雅治さん。2007年から福山さんが出演しているのがキューピーハーフのCM。福山さんという存在、野菜やサンドイッチというテーマに絞ってシンプルに作られているからこそ、印象に残るCMが多い。

人としての存在力、自然体なのに目が離せない魅力。この要素に絞ったCMを新たに作るとしたら…藤井風さんしかいないっしょ？

キャッチコピー「シンプルに、食べる」

焼きあがったパンに野菜を丁寧に重ねるメガネ姿の風さん。野菜の上にキューピーハーフで風画伯が何かを描いて「クッ」と笑う。

そして、大きな口をあけてサンドイッチを食べる。流れるのは風さんのピアノの音。最後にキャッチコピーが小さく写る。それだけの15秒。それなのに釘付け。

（余談）

紅白歌合戦が終わり、風さんの魅力が日本中に広まりましたね。あー、大変だ。風さんを知ってしまった皆さん、これから大変だ。嬉しい悲鳴を何度もあげることになるよ。DGエージェントは、更にあらゆるオファーで溢れていることでしょう。

part3まで勝手に想像して考えたこと。数々のオファーから最終的に選ぶ動機は「風さんの音楽や人としての魅力を、いかに多くの人に伝えられるコンテンツであるか」ではないか。そう考えると、海外への波及力や多くの人に届く展開・タイミングが吟味されるのではないか。あとは風さんが好きな商品かどうか。

初の本人出演CMはGoogle Pixel、歌番組の初歌唱は紅白歌合戦。日本中の老若男女と世界のファンに向けたコンテンツで、様々な驚きと共に風さんの魅力を浸透させることに成功しているチーム風。そんなチーム風が選ぶ次のオファーは何か。どんな風さんがみんなを魅了するのか。目も耳も心も離さずにいられないよ。