はじめての車中泊.2
こちらは2021年4月24日〜5月3日GWにかけての旅記録。
旅も折り返し地点。
いよいよ本州でも最北の青森県へ突入。
青森といったら、十和田湖。
すごいものを想像していました。
琵琶湖や猪苗代湖とかなんて比べものにならないすごいものを。
現実は普通の湖。
静けさがあり、少し不気味にも感じました。
曇りだったせいもあるかな。
学んだことは、
観光地は人気すぎても趣がなくなるし、
人が来なさすぎても廃れる。
観光地って大変。
奥入瀬渓流は、ハイキングをしに人が来ていました。
渓流のすぐ近くを歩けるコースがあるので、
次は装備を持って、歩きたいです。
車で真っ直ぐ登って、八甲田山あたり。
急に標高が高くなり、雪が積もっていました。
さっきまでの桜景色が嘘のようです。
この辺りは、温泉の宝庫。
この頃は温泉のyoutuberになるとは思ってもいなかった。
ここまで来たのに、費用削減を優先にして1軒も入らずに降ってしまいました。
秘湯を紹介する身として、大恥です。
蔦川。
この近くにある蔦温泉をみて、
いつかここに泊まってみたいと夢見て、次の目標地点へ。
下まで降りて、道の駅浅虫で車中泊。
道の駅に温泉があり、疲れた体を癒しました。
とはいっても、
だんだん体の疲れは溜まっていく一方です。
海岸にどっしりと存在感のあるものが。
まるで、ナウシカに現れる王蟲のよう。
中央には鳥居があります。
後から調べると、
「湯の島」と言い、浅虫温泉の象徴とされているそう。
青森県の左側部分の海岸に来ました。
海岸の名前忘れちゃったな〜。
とにかくカモメが多かった印象。
岩と岩の隙間にいる小魚を波が高くなると同時にパクッと捕まえる。
なかなか難しい技だ。
移動しようと車に向かうと、向こうの岩陰から視線が。
カモシカだ。
初めて生で見ました。
なにか様子を伺っているよう。
しばらく見つめて、そのまま森へ帰って行きました。
お腹でも空いていたのかな。
今日は道の駅ふかうらで車中泊です。
この日の夜は大雨で、
さらに海が近いのもあって車の揺れが相当すごかった。
寒いし、音も大きい。
結局4時くらいに海を離れ、
その辺のファミリーマートでもう一眠りしました。
まるで修行。
朝一で向かったのは、青森県 不老ふ死温泉。
この時は、混浴に抵抗があり、女性専用露天風呂へ。
今や自ら混浴へ行くほどに。
海と一体になった露天風呂に感動し、
少しずつ温泉youtuberの姿へと近づいて行きます。
次は撮影も兼ねて、ぜひまた訪れたい。
秋田県へ突入。
ナマハゲがいました。
来訪神とは、年に1度人間の世界に来訪する神だそうで。
こんなにもいっぱいいたのか〜。
宮城県の水かぶりは完全に人間なのではないかと思います。
今日は道の駅 象潟で車中泊です。
屋上に展望風呂があり、駐車場も広くて便利。
この時は体力的にも結構きていて、
精神的にも少しイライラしたり、不安定な状態だったと思います。
お風呂に浸かったおかげで、
心も体も少しスッキリすることができました。
旅もいよいよ終盤。
ちょうどこの頃は、
シンエヴァンゲリオン劇場版Ⅱの上映時期。
大量の大型風車を見たら、
急にエヴァが観たくなったので
今日は映画の日にしました。
地元学生の溜まり場っぽい映画館に入って、
一番後ろの席で鑑賞。
昼寝気分で観るつもりが、
面白すぎて、終始釘つけで観てしまいました。
いよいよ新潟県に入りました。
東北一週、無事安全に走ることができました。
よかった〜。
今回の旅の目標地点は富山県なので、
まだまだ旅は続きます。日本海、荒れているな。
気絶のように眠り、やはり疲れていたんだと実感。
普通に過ごしていると、
自分が今疲れているかって中々分からない。
意識的に休むことが大事だと実感しました。
前の日はお風呂も入れなかったので、
笹倉温泉にて日帰り入浴。
ぬるすべの良いお湯でした。
中にあった食堂の中華ラーメンとおにぎりが最高に美味しかったです。
無事、富山県に到着。
長いようで、あっという間の東北一周旅でした。
はじめての車中泊。
学んだことは、
軽バンで3日以上は体力的にしんどいということ。
長旅をするなら、
ちゃんと装備が整ったキャンピングカーが必要ですね。
移動することに必死で、
中々その地を知るまでに至らなかったことが
反省ポイント。
それでも今までにない出会いがたくさんありました。
最初はこのくらいが良いのかもしれません。
旅も食事も人との関係もなんでも。
満足しすぎるとそこで終わってしまうことが多いので。
もうすでに行きたくなっています。
鳳凛
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?