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【取り扱いは現金のみ?】"現金信仰"が強い日本でキャッシュレス化が進まない現状について"平凡な大学生"が考察してみる

「お取り扱いは現金のみとなっおります!」

この言葉を聞いたとき、普段現金を使わない(持ち歩かない)ようにしてる私はイラッとしてしまいます(笑)

私はマイルやポイントを貯めていくことが好きで、もっぱらクレジットカードや電子マネーなどで支払いをしています。そのため現金での支払いを強要されると損した気分になってしまうのです。

こうした"ポイント厨"である私はときどき決済について考えることがあります。

◎これだけスマートフォンが普及した時代になぜ現金しか取り扱わないお店が多く存在するのか?
◎お店にとって決済手数料を取られることは本当に損なのか?

簿記・経理のド素人である私が普段から疑問に思っているこの2点をメインテーマとし、小売業者における現金決済とキャッシュレス決済の比較・考察をしてみようと思います。

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まずキャッシュレス決済と現金決済を比較するにあたり、双方のメリットを列挙してみようと思います。


キャッシュレス決済のメリット

○会計がスムーズ
釣り銭を数えたり、金銭授受の手間が省けます。

○お札や小銭に触れなくて良い
誰がどこで触れたか分からないお札や小銭ほど汚い物は無いような気がします。感染症の観点においても良いと思います。

○窃盗・紛失のリスクを下げれる
レジや金庫に大金を保管しておく必要がなくなります。また従業員の金銭授受のミスもありませんし、偽札を掴まされる可能性もありません。

○現金を扱う手数料を削減できる
銀行でのATM手数料(引出・預入・振込)を支払わなくて済みます。また釣り銭のための両替で手数料を取られることもなくなります。

○軽量化
釣り銭のためにレジに大量の小銭を入れておく必要がありません。店舗と銀行の行き来で大量の小銭を持ち運ぶ必要もなくなります。

○消費者の手持ちに影響されない
たまたま持ち合わせがない消費者が購入を諦めたりすることがなくなります。

○海外からの観光客を取り込める
日本円を持っていない外国人を顧客対象とすることができます。

○帳簿をつける必要がない
決済が完了したときにデータ化されているため、煩雑な会計処理が簡略化されます。

現金決済のメリット 

○すぐに手元に現金を確保できる
キャッシュレス決済では売上が出てから振込までのラグが生じますが、現金決済ではすぐに現金を手元に確保することができます。

○脱税できる可能がある
現金の流れを行政機関は追うことが難しいため、帳簿を操作することも可能になるのではないでしょうか?
(※脱税を推奨する意志はありません)

○決済手数料を削減できる
カード会社など決済の仲介業者に手数料を支払う必要がありません。

○スマホやカードを持っていない消費者を取り込める
高齢者などスマートフォンやカードを持っていなかったり、利用しない消費者を顧客対象とすることができます。

○セキュリティを自分で管理できる。
カード会社や仲介業者のセキュリティ能力によらず、自己責任で管理することができます。

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ここまで現金決済とキャッシュレス決済のそれぞれのメリットを列挙してきましたが、一長一短あることが分かったと思います。

この中でも特に、多くの小売業者は決済手数料を3%以上も支払わなくてはいけないということが気になっているそうです。これがキャッシュレス化が導入されていかない大きな理由となっていると言われています。

たしかに1000円の売上の中から決済のためだけに30円以上搾取されることをもったいなく感じる気持ちもわかります。

しかし私のように「カードが使えないからあの店には行かない」と決めつけてしまう消費者も少なくないのではないでしょうか?

その30円で『新規顧客』『リピート客』『外国人観光客』の来店の機会を妨げているとしたら本末転倒だと思いますし、数日後の売上を自ら減らしてしまっているように私は感じます。

さらに現金を扱うことにも同様に手数料が生じていることを把握すべきだとも思います。銀行手数料は増加傾向にあるため一概に現金が得というわけでもないような気がします。

こうしたことから私は小売業者と消費者の双方にキャッシュレス化が進むほうがメリットが大きいと感じています。

給料の手渡しによる脱税は学生には大変多いと感じていますし、『詐欺』『裏金』といった犯罪も現金は追跡が難しいという性質があらからこそだと思います。

こうした理由から私はキャッシュレス化が進むべきだと考えています。

なによりも私が"ポイント厨"であり、どの店でも電子マネーが利用できたら良いなと思っている自己中心的な考えが最大の理由です(笑)

最後に再度言わせてほしいこととして、私は経理や簿記といった知識は大変乏しい平凡な大学生ということです。

今回のnoteはエビデンスに欠けた感情論に近いものだと自覚しています。仮に誤情報があったら申し訳ございません。

間違っている意見に対する反論は、私が正しい知識を得るためにもたくさん頂戴したいと思っています。

皆さんの貴重なご意見お待ちしています。

ご愛読頂きましてありがとうございました。

2020/6/5  ほり

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