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仕事の振り返り(2022年2月):徹夜ばかりの国

営業日が少ない2月ですが、苦しみながらも濃い時間を過ごすことができました。

特に前半は、1月に取材した記事執筆を行ないました。「こんなに大量のテキストに向き合ったのは初めて」という感じで、編集や執筆の仕事の大変さを痛感しました。

それでも2月28日にひと区切りがついたとき、なにか吹っ切れたような実感が湧きました。現時点で不足している能力はあります。浮遊する雑多な物事を捉えて言語化する資質は、不遜にもあるんじゃないかという予感があります。

その直感を頼りに、もうちょっと仕事を続けていきたい。編集を通じて、まずは色々な人たちに出会いたいと思います。

ということで、2022年2月の振り返りです。

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2022年2月のキーワード:身体を大事に

2月のキーワードは「身体を大事に」でした。

特に2月初旬〜中旬にかけて、徹夜で作業する日が続きました。運動もほとんどできず、常に疲弊した感覚がありました。(夜中に間食したりと、食生活も乱れました)

自分ひとりでどこまでできるか、という限界を知ることができました。時に「頑張る」ことも必要ですが、自分や家族が体調を崩すことだって本来は想定しなければなりません。

今後は、期限があるもの(最優先で取り組むべきもの)は、余裕をもったスケジュールで動くようにします。

Keep(良かったこと、今後も続けること)

・Todoist活用が形になりつつある
昨年までずっと、ノートでタスク管理するというアナログ派でした。

しかしながら特段、予定管理が上手くいっていたわけではありませんでした。仕事のやり方を変えていかなくては。そう一念発起し、デジタルツール「Todoist」を使用開始しました。(ちなみに、これまでもデジタル管理は挫折を繰り返していました)

ただ、これまでになく猛烈に使い倒すことで、ある意味Todoistに依存するような体制を作りました。すぐにビジネススキルや効率が上がるわけではありませんが、これまでより進捗の把握はできてきたと感じています。

・『取材・執筆・推敲』再読からの学びがあった
昨年読んだ古賀史健さんの『取材・執筆・推敲』を再読しました。当時はさほど重視しなかった「記事の構成」について、初めて実感できるポイントがたくさんありました。僕の執筆の進め方に課題があったわけですが、ある意味、成長の証と言えるでしょう。

ことばは、とくに文章は、木工用の接着剤に似ている。
白濁した木工用接着剤を、板の上に絞り出す。外気に触れた接着剤の表面に、うすい膜ができる。液体だったはずの接着剤は少しずつ可塑性を失い、やがて干涸びた透明な個体へとその姿を変える。こうなるともう、接着も変形もできない。(中略)
ひとたび文字にして外気に触れさせた瞬間、ことばは硬化をはじめる。時間の経過とともにそれは、ほとんど動かしがたいものとして原稿に固着する。ことばそのものが固まるのではない。硬化するのは、書き手の思考だ。文字にするまで変幻可能だったはずの考えが、外気に触れた──文章化した──途端にガチガチに固まっていくのだ。たとえ「なんとなく」で書いてみた駄文であっても、それが駄文であるとわかっていても、「それ」以外の姿が考えられなくなる。

古賀史健(2021)『取材・執筆・推敲〜書く人の教科書〜』ダイヤモンド社、P211より引用、太字は私)

つらつらと書き始めるのでなく、何を書くか、そして何を書かないか決めてから執筆に臨む。編集やライティングにおける基本の「き」ですが、その重要性に今更ながら気付くことができました。

Problem(悪かったこと、今後はやめること)

・運動習慣が完全に途切れた
年始に目標を掲げたものの、今月に入り、運動習慣が完全に途切れました。多忙なときこそ運動をした方が頭の切り替えができるのですが、余裕をなくすと仕事以外のことが疎かになります。

別のnoteでも書きましたが、どうしても走ったりジムに行ったりするモチベーションが湧いてきませんでした。走ったら絶対に気持ち良いことは分かっているのですが……

・バランスの悪い仕事配分
切り替えが上手くいかない=余裕がない、ということですが、それにしても仕事配分が不適切だったと思います。

Webサイト「ふつうごと」はずっと記事更新ができていません。Todoistの活用を深めつつ、ある意味マルチタスクをルーティン化するような仕事の仕方にチャレンジしていこうと思います。

Try(次に挑戦すること、今月の課題)

自分で定めた納期が、何度か守れなかったことがありました。それでも前述の通り、仕事のスケジューリングの基準は自分なりに作れた気がします。

僕の余裕のなさも相まって、家族中がややバタバタしていました。でも全体的には、みんな楽しく健やかに暮らせたように思います。家族の生活が第一なので、引き続き、健康第一を守っていきます。

ということで、3月は以下2つに挑戦します。

・6時15分起床、6時半から朝活を行なう
徹夜生活を経て、規則正しい生活の大切さを再認識しました。

まだ小さな子どもたちと過ごす時間はみっちり設けたい。となると、朝の時間を有効に使うことが不可欠です。そこで、ひょんなことから取引先の皆さんと朝活を始めました。

4月からは朝6時起床、6月からは朝5時半起床が理想です。朝型のリズムを作るため、3月は土台となる1ヶ月にしたいです。

・新しい「出会い」をつくる
仕事に繋がるかどうかはさておき、「出会い」を求めて、積極的に外に足を運んでいこうと思います。

2月下旬に参加したオンラインイベントで、企業の第一線で活躍する人事の皆さんと交流できました。僕が人事をやっていたときよりも、加速度的に環境が変わっているのを実感しました。

どんな仕事もそうですが、クローズドな中に留まっていると得られる情報が偏ってしまいます。

仕事のきっかけを探すというよりは、「生の情報」を得られるような旅に出掛けていこうと思います。

まとめ

当社の決算月は7月ですが、世の中的には年度末のタイミングです。新しく環境が変わる人もいると思うし、事業も今年度末および次年度始めのタイミングで「変化」があるときだと思います。

世の中ザワザワすることも多いですが、だからこそ、変化に対して敏感でいたいと思います。

僕にとっても節目のタイミングであるはず。1日1日を大切に過ごしていきます。

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2月の週次振り返り。

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