「Threads」を使って再発見した、情報発信の楽しさ
メタ社が7月にローンチした「Threads」を毎日更新している。
滝沢カレンさんのThreadsの使い方が素晴らしく、勝手ながらその情報発信を真似させてもらっている。
やっていることはシンプル。
毎日、観た映画の感想を投稿しているだけ。noteでは「批評」という視点を大切にしているが、滝沢さんに倣い、作品の良いところを書くようにしている。
Threadsの文字数制限は500文字。
空白ありで改行する場合、8行までで全文が表示される。(9行目を過ぎてから「read more」の表示が入る)
2023年7月30日時点で、フォロワー数は51人。ほとんどがInstagramからの知り合いばかり、しかも皆さんアクティブではないので、「いいね」はせいぜい1〜2個だ。
テンションはゆるっとしているが、毎日更新を自らに課したので、1日2時間程度は映画を鑑賞する時間を取らなければならない。SNSをビジネス利用する人にとっては、非常に効率の悪いツールの使い方に映るだろう。
でも、それでも良いと思っている。
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SNSが始まったとき、それこそ2004年あたりにアーリーアダプターが中心となって形成されたコミュニティでは、誰もが好き勝手に、日々の出来事を発信していた。
当時からネットワーキングのために活用していた方もいたけれど、多くは趣味の延長というか、ログをつけるような感覚で情報発信していたように思う。
当時は「いいね」もなく、気になった投稿には「コメント」をしていた。「いいね」に比べて、「コメント」はそこそこ能動的なアクションだ。だけどコミュニケーションするには「コメント」しかなかった(mixiには「あしあと」という機能があったが)。
それゆえ、「コメント」してくれた人とは、それなりに特別なつながりを感じることができたものである。
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SNSを通じて出会った方もいる。
SNSをきっかけにつながり、ひとまわりして、別の機会にリアルでつながった方もいる。
僕はほとんどビジネス利用を想定せずSNSをしているが、2年に1〜2回くらいはSNSをきっかけにして仕事につながることがある。
「堀さんは、こういう文章が書けるのね」
「堀さんは、こういうことに興味があるよね」
情報発信をしていると、そんなふうに思ってくださる方がいる。もっと賢く使う方法もあるのだろうけれど、今のところは、これぐらいで良い。
何といっても、発信している自分が一番楽しいのだ。
Threadsを使っていなければ、観なかった映画も既に何本かある。出会いは偶然、目的をほとんど決めずに出発することのメリットである。
このnoteを読んでくださった方がフォローしてくれると嬉しいけれど、「フォローしてほしい」と願ってこのnoteを書いたわけではない。
情報発信はそれ自体が楽しいものだ。僕のThreadsから、そんなワクワクが伝わってほしい。
記事をお読みいただき、ありがとうございます。 サポートいただくのも嬉しいですが、noteを感想付きでシェアいただけるのも感激してしまいます。