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キャノンボール大阪→東京実走編2(名古屋→興津)

名古屋を過ぎ東海道へ。そして長い長い静岡県が始まる。

この編のコース図

名古屋市弥次ェ町711→JR弁天島駅(245km地点)

 R1に合流し浜名湖を目指す。名鉄名古屋線と平行に進んでいく。途中で桶狭間、岡崎城とか吉田城の櫓なんかが見えて重要な街道を走ってる実感が湧いてくる。
 経路的には一箇所、豊明駅付近で旧道に迂回する必要があるが(自転車通行禁止)、豊橋の西八町で左折して潮見坂に入るところで左折するだけ。そしてまたR1から離脱。旧道迂回時に敷島製パンの工場からパンの良い香りがした。そこでヤマザキの薄皮パンを一つ口に入れた。


 

 交通量は多いものの走りにくさはなく淡々と進む。気温はGarmin先生によると30度を少し超えてきた。汗をかいてる感じはあるけど湿度がそんなに高くないので不快な感じはしないが水分の補給頻度を少々多めに調整し始めた。ひどい渋滞には合わなかったが街中を通るのでどうしても信号ストップは多くなる。
 今回は浜名湖の南を通る経路にしたが名鉄国府駅あたりからK5(県道)→R362→旧本坂トンネルを通り浜名湖の北を抜ける姫街道ルートと呼ばれる経路もある。アップダウンは多いが距離を5.8km削れるらしい。

姫街道ルート(青線)


 ただどうしてもこの目で見て前に立ちたい場所があったのでR1でそこを目指した。この区間で一度自販機で給水、乾いた体に染み渡ります。遠くで参院選の選挙活動してるような声がした。

【225km地点・岩屋キャノンボール・午後12:40・平均時速28.0km/h 】


cannondale+Cannonball+CannonBowl

 初挑戦なので脇目もふらずに達成のみを目指そうと思ってましたがここは初回なので逆に外せないと思いました。
 cannondaleに乗ってCannonball途中で岩屋CannonBowlに寄りました。4分程堪能して再スタート。少し先にROUND1もあったりしてこの辺の人はボーリング好きなのかと思ったり。一里山東交差点でR1を離れ潮見坂そしてR301へ入る。
91.3km走った愛知とさようなら。いよいよどこまで走っても静岡に入ります。
 弁天島駅で用を足し顔を洗ってリフレッシュで8分停車。もうすこしで行程の半分を消化できる。

JR弁天島駅→ファミリーマート清水由比(361km地点)

 篠原インターチェンジから再びR1(浜松バイパス)。中田島砂丘の看板がある。静岡ブルベでもう一本海側の道よく走ってたことを思い出した。

【中間地点259km地点・中田島交差点・午後1:53・平均速度27.6km/h】

 中間地点を9時間23分で通過。ここでこのチャレンジ割と早く終われるのではないかと一瞬思った(思い違い)。大柳交差点で行き過ぎかけたが右折して掛塚橋で天竜川を渡り磐田市街を通り抜ける。

 ちなみにここで右折しないのが主ルートですが2022年6月26日に米国製500ポンドの不発弾(信管あり・直径約36cm・長さ約118cm)の処理が行われ天竜川橋、新天竜川橋が全面通行止めになるのでご注意を。周辺道路も混雑することが予想されます。

午前8時から最短で4時間、最長で9時間の規制がかかる模様

袋井でshelliemayさんから車内から声がけいただきました。応援いただきありがとうございました。 K413、R1、K415とつなぎ掛川城の北を通る。チラッと目をやったらパラサイクル金メダリストの杉浦さんの母校ということで驚いた。

掛川城以上の驚き

 R1のバイパスを回避し続けK381に入るとこのコースでややきつめの登り金谷峠越えが始まる。斜度はきつくないものの登り区間は長めでピークが二箇所。終わったと思ってももう一回ある。踏まず、無理せず、立ち上がらずで終わらせる。
 降りて大井川を越える直前、道脇に青い人とごついバイクを発見。なるさんに迎撃されました。いやはやなんとも感激です。ワークショップ以来の邂逅でした。ありがとうございました。

スゴクイカツイ カッコイイ

 藤枝横内のセブンイレブンでもチームの仲間イヌデラさんに迎撃してもらった。そしてルートアドバイスをいただき廻沢口交差点からで宇津谷トンネルを回避することにした。実際清滝トンネル回避のように歩道を通行してみたが自転車通行禁止ではないが交通量がかなり多いし車のペースも早い。回避して正解だったと思う。ありがとうございました。
 

実際通った道。こんなにカクカク走れません

トンネルをでたらK208経由でR1へ戻る。途中の道の駅宇津谷峠で用を足し再スタート。安倍川を越えて静岡駅周辺にでた。駅前は通らずに駿府城脇のK67を通って静岡清水バイパスの側道を走る。清水IC西交差点でR1に入れるかと思いきや直前でバイパス立体化工事のため迂回を強いられる。案内板の表示に従ってさほどロスなく無事復帰できた。横砂東交差点から又しても自転車通行禁止になるので側道へ迂回して興津の駅周辺へ到着。興津はブルベでもお馴染みの場所。たい焼き食べたい(我慢)。

横砂東交差点で右折して東海道にはいってしまうのもいいかも

 興津といえば駿河健康ランド。手前の自販機にて給水。ちょっと疲労感が強くなってきたのか動作が緩慢になってきた。給水を終えて健康ランド前を通過したらちょうどAJ神奈川が開催中の興津600,400の受付が立っていた。ひとみさんやスタッフの皆さんと軽くおしゃべりさせてもらいました。ありがとうございました。
積載スペースがあったら飾ってあったおにぎり反射板とアンクルバンド購入したかったです。

水の見える風景のなかのライドはいいものです

 薄曇りの夕方の太平洋を右手に見ながら太平洋岸自転車道を進む。朽ち果てたスマル亭がかなしい。先の歩道橋で富士由比バイパスを渡る予定だったが通行止めとのことでいつもの西倉沢で押しボタン信号を押す。旧道をゆっくり進む。もうすぐこの表示ルートも終わりになる。

【361km地点・ファミリーマート清水由比・午後6:37・平均時速25.5km/h】

 スタートしてから14時間7分経過。予定表よりは2時間17分の貯金がありますが追い風であるものの強さはさほどでもなくなってきました。だいぶアベレージスピードを下げてしまいましたが下がったアベレージを上げることは容易ではありません。この後はなるべく落ちるペースを緩やかにするしかありません。
 ここでも表示ルートを変更するだけで補給はしませんでした。そろそろ薄皮パンも尽きてしまいそうです。100km走ったら食べるとしていたおにぎりはすでに小腸から血液に入ったと思われます。チョコプロテインは気温が高かった為べちょべちょ。グミと羊羹で補充は先延ばしにすることにしました。


次回の実走編3が走行レポートの最後になります。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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