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ほんとは誰もが被害者。

どうも!藤白ゆかりです。
いま仕事の合否まちでしてね、そんな中描いてます。(*^^*)

早いですね、沙也加ちゃんがなくなってもう一月…。

コロナでいろいろな舞台の公演も中止を余儀なくされ、きびしい日々が続いています。

薬を服用して、体調が悪い日もきっとあったとおもいます。
でも弱音を吐かずに
よくあそこまで美しい歌声と表現力、そして苦労をしただろうに、
それを微塵も見せない佇まい。


そこまでいい子でなくて、よかったんだよ。
そう声をかけたいです。

おばあさまが沙也加ちゃんを見ることが多く、しっかり育てられましたが、その間に両親は離婚。

パパもママも選べないくらい好きだったんではないかなと思います。

人知れず胸を痛めていたと思います。

せめてうちのように兄弟がいれば、吐き出すこともできるのですが、それすらできずに、学校ではいじめにあって…。

壮絶ですよね。

もし、うちのように仮面夫婦でも、別れなければ…。

ふと思います。

「あんたたちさえいなければ離婚できるのに」
と散々邪魔扱いされてきましたが、

わたしが40の時離婚。

「なんだよ、子供がいてもいなくても、離婚するんじゃん」

と思い、

「おまえはバカだ」

といわれたら

「二人の背中を見て育ってきたので、仕方ないのでは?残念ですね」

って言ってやれるのに。

↑実際言いました。

人生には知識もいるが、それ以上に生きる上では知恵が必要。

私自身はそう思います。

また、私は師匠をはじめ、いろんな方に
学べたのが
いまでもなによりもの宝だとおもっています。


あれだけ頑張っても、
本当に欲しいものはきっと、一人の人間として
愛されたかった。
幸せな家族を作りたかった。

真摯で健気な願いだと思います。

愛情が不足していた風にみえますが、
だからといってもうどうすることもできません。

彼女は天に還り、
残されたものは悲嘆に暮れた。

どこだったかで
親を亡くすのは過去をなくすこと。
配偶者を亡くすのは現在をなくすこと。
子供を亡くすのは未来をなくすこと。

そう書いている方がいらっしゃいました。

ご夫妻の心にある時計の針は、
もうこの先進まない。

どんなに後悔しても戻らない。

そういう意味では、全員が被害者で加害者であると思います。

あのフラフラしている直前の恋人のことは、言うに及びません。

人に言ってはいけない言葉をいうな。

それだけです。

真実はこれから彼がたどる道でわかってくることでしょう。


いまはただ、安らかに眠っていただきたいです。

あなたの笑顔が大好きでした。
これからも大好きです。

親の七光りをはね飛ばす
努力を重ねてこられた。
すばらしい舞台女優さんでした。

イライザも素敵ですが、

あなたのメーテルがみたかったです。


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