私はどうしてこんなにも人に愛されるのが苦手なんだろうと思う。

私の家庭は離婚してるけど、
母親は愛情を持って育ててくれた。

特に毒親と呼べるようなことはされてない。
母も父も、優しい人。

でも、離婚してから変わったことがある。
母は父への気持ちに整理がついてなかったのだと思うけど、
私を｢父との｣子供として見ていた。だから、私がなにか変なことをする度父と重ね合わせて叱っていた。

父は父で、母のことを約10年ほど引きずったままだった。
会う度に｢再婚できると思う？｣と聞かれていた。
私は｢無理だと思う｣とキッパリ答えてたけど
ほんとは母ではなく私を見て欲しかったのかもしれない。

愛されていないと感じてたんだろうか、
あまり自覚はない。むしろ幸せだと思うことの方が多い。

だけど、友達でも恋愛でも
どんな相手だとしても愛されることに強い恐怖を抱く。

｢この人もどうせ離れていく｣
最近はここまで思うこともないけど、中学までは明確にこの思いを認識していた。

んー。なるほど。
もしかしたら、愛されるのが怖い⇒愛した人が離れて忘れ去られていくのが怖いのかもしれない。

幼なじみもいないから、ずっと誰かと仲が良いという感覚が分からないのかもしれない。

だから、仲が良くても
当たり障りなく接してしまうのか。
その人が、大事な人にならないように。

挫折した時に2度目の大事なものを失ったから、
余計に臆病になってしまってるな。

でも、自覚してからまた人を信じ始めてる。
まだ人に頼るのは下手くそだけど、なるべく相談するようにしてる。
全部自分のせいにするのはやめて、試行錯誤してる。