よあそびマントヒヒ

1996年東京生まれ東京育ち。

よあそびマントヒヒ

1996年東京生まれ東京育ち。

最近の記事

  • 固定された記事

心に一旦火が通ったら、もう生に戻ることはない

なんでだ、なんでなんだよ。どうして俺が、こうならなきゃいけないんだ。 これは、うつ病だなんて甘えだと思っていた新入社員が、環境の変化で一発KO、休職まで叩き込まれるまでの、長く短い物語である。 立ち回りは上手い方だと思っていた。 内定者の頃から、内定者向けイベントがあれば即参加を申し出たし、「内定者の企画するインターンシップ」などという前代未聞の取り組みまで成し遂げた。 採用担当者からは、他の内定者とは一目置いた存在だと思われていたし、自分的にも、もう、完璧に「勝ち」だと

    • 昨日の事も今日の事も全て忘れて明日の事だけ考えて生きていきたい、無糖レモンサワーと共に

      • 久しぶりにnoteを書く気がする。そして、ここに何かを記録するということは心がざわついているという証拠にもなっている。 感情が揺れ動く時、それは渦のようにぐるぐると螺旋を描いていく。脳天にガツンと衝撃が走り、思考が急速に回り始め、そして感情というアウトプットが放出される。これがいわゆるアドレナリンということだろうか。 しばらく大きな感情を揺さぶられる場面には出会ってこなかったが、ここに来て大きく感情を揺さぶられる出来事が起きてしまった。多分しばらく引きずるレベルの。 もう人

        • ハードワーク、成長、成長、成長

          20代のうちはハードに働かないと、後々ツケが回ってくるよ。という言説を信じた。 身体も精神もどこかおかしくなった。 正解なんてないのも分かっている。でも、これから俺はどうしていけばいいんだろう。ツケが回ってくる人生を待つしかないんだろうか。

        • 固定された記事

        心に一旦火が通ったら、もう生に戻ることはない

          夏を終えて2023

          今の仕事に就いてからというもの、約2年間、旅に出られる機会が殆ど無かった。 正確に言えば、旅に出る元気が無かった、と言う方が正しい気がする。旅へ出るのは、気力と体力と、ほんの少しの集中力を必要とするのだけど、そのどれもをようやく、この2年間で取り戻せた。 そんな夏の記録を書いていく。 青春18きっぷ 1回目 夜行バスで仙台へ移動してから、三陸を目指した。一ノ関から大船渡線とBRTを乗り継いで気仙沼へ。道の駅で海鮮丼を食べる。あとはひたすら常磐線経由で南下、水戸駅で茨城の日

          夏っぽくて良いですねえ、という発言をこの夏は何回しただろうか。 改めて考えて、夏のなにが良いんだろうか。 うだるような暑さで汗は吹き出て、髪は崩れ、環境に負荷のかかる冷房をガンガンに掛けては電気代をマシマシで納めなくてはならない。 祭り!花火!海!ビアガーデン!のような浮ついた話だって、もう20代後半である、 夏のなにが良いんだろうか。

          もがき苦しむということ

          「いつの時代も、昔の思い出は美化されるんだよな」 などと格好付けたことを言い、慣れないウイスキー・ロックを飲む上司に、30年後の自分を感じた。 だいたい悪い思い出というのは都合の良い記憶に改竄されがちで、そのせいでまた今日ももがき苦しむ羽目になる。 ジンなんてロックで飲むもんじゃないな、と思いながら、もはや頭に入らない話を聞いているふりをして、月曜日の夜が明けるのを待った。

          もがき苦しむということ

          iPadを買った

          コロナ禍ですっかり油断していたら陽性となってしまい、しばらく寝込んでいた。これがめちゃくちゃつらかったのだが、まあそれは置いておいて。 長年の懸案であった、iPadを買っちゃったのである。 iPad Airの第五世代。Apple整備済み品で、256GBがたまたま安く出ていたので思わず衝動買いしてしまった。色はグリーンで、なんとも言えない絶妙な色だが、どうせカバーを付けてしまうし、案の定カバーを付けたらちっとも気にならなくなった。 そしてiPad、想像の20倍便利だ。 寝転

          午前休

          今の仕事はとても融通が効いて、顧客との約束さえ無ければ好きに休んでいいし好きな時間に出勤してもいい。 僕みたいな、季節によってやる気にムラが出る人間にとってはまさにもってこいの働き方だ。 最近仕事が立て込んできているものの、今日は特に会社に行く気にもなれず、こうして午前休を取ってしまった。 平日の午前中に休む背徳感。みんなが働いているのに。自分だけ休んでいる背徳感。 ちゃんと働けていなかった、あの頃を思い出す。今もまだ、ちゃんと働けているとは言えないのかもしれない。

          深夜のゆで太郎で将来への不安と共に胃に流し込むかけそばの味をいまも覚えているだろうか

          深夜のゆで太郎で将来への不安と共に胃に流し込むかけそばの味をいまも覚えているだろうか

          さみしい人の集まる街で一人ぼっちの街灯がこっちに灯りを点して冬の訪れ

          さみしい人の集まる街で一人ぼっちの街灯がこっちに灯りを点して冬の訪れ

          秋晴れ、痛む革靴、木曜日

          今日はいい秋晴れだった。 しかし、最近どうも心が晴れない。なんでだ。 昔からのジンクスで、仕事・趣味・恋愛の3つすべてをうまく両立することができない。 いまは仕事に比重をとても置いているうえ、仕事で必要な知識のための試験勉強に思考のリソースを持っていかれている。 趣味・恋愛はしばらく距離を置こうと思っていたが、 妙に最近さみしくなってきた。 こんなんじゃダメだ。もっと頑張らなければ。 余計なことに労力を費やしている場合じゃない。 今までできなかったことに全力を懸けて投資し

          秋晴れ、痛む革靴、木曜日

          2021、秋

          「俺、東京来てからやりたかった事、なんもできてへんなぁ。」 助手席の先輩が、選手村のマンション群を見て呟いた。 この街で生きる理由は、人それぞれ。ちょっとの楽しいこと、たくさんの辛いこと。いろんな複雑な感情を抱えて、生きている。 僕だってそうだ。いろんな人の感情を汲み取れば汲み取るほど、身動きは取れなくなるし、自分のやりたいようにはできなくなる。 「まだ遅くないですよ。これからやればいいじゃないですか。」 自分に言い聞かせるように、そう答えたと同時に、ブレーキランプ

          新生活

          いよいよ、令和3年度の幕開けだ。 思い返せばこの2年間、アイデンティティに悩まされてきた。 仕事を転々としていく中で、実務経験未満のおままごとごっこばかりが増えていく。 いつまで経っても、何者でもない自分。 そんな日々に嫌気が差した。 でもそれも、今日で終わりにして、 明日からは腰を据えて、また1から頑張って行こうと思う。 人生に正解なんてないから、のんびり行こうね。 見ててくれよ。

          この生活の終わり

          3月が終わる。もうすぐ2021年度の幕開けだ。 社会人生活2年間、ろくに仕事を続けることができなかった。 でも、それももう3月で終わり。 新しい場所で、新しい仕事に就く。 次こそは、働くことを愛せるように。 もう劣等感で苦しまないように。 過去を、希望に変えるために。

          この生活の終わり

          身体と心ぶっ壊す前に誰かに相談するんだよ。俺でもいいからさ。 本当に心ぶっ壊されると治らない。一生治らない恐怖に打ち震える。 誰かに同じ道を歩んでほしくない。

          身体と心ぶっ壊す前に誰かに相談するんだよ。俺でもいいからさ。 本当に心ぶっ壊されると治らない。一生治らない恐怖に打ち震える。 誰かに同じ道を歩んでほしくない。