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仕事日記より 「長崎の人とは?」(2008年5月9日)

つらつら考えるに・・・ラジオと教師の経験は自己の人間性を向上させる?!のにはよかったのだと思います。
それは色々な障壁に遭遇した時に痛感するものなのですが・・・・・・。
先週日曜の「福山雅治のTalking FM」の放送内容は「長崎」「仕事」「自分のやりたいこと」について、大変秀逸な内容でした。いつもMDに落として仕事中聴いているのですが、保存版的な価値も持つものでした。
ラジオで話された言葉というものは「形」としては残らないのですが。


その後考えたこと・・・・・・・・

長崎の人が特別にいい人だとはけっして思わないけど、あえて言うなら・・・長崎の「財産」である「山の上まで続く家々」は・・・・細い道で結ばれている。
郵便屋さんも歩いて配達し、業者さんは荷物を背負って坂を登る。
家を建てるときは馬が荷物を運ぶことさえある。
それだけ、きびしい土地に住んでいるからこそ、自分はヒトに支えられて生きていることを実感する。
狭い家であるから「ヒトが生きるということは、迷惑をかけ、かけられながら生活している」ということを知る。さんまを焼けば迷惑がかかるし、犬、猫が糞をすれば臭い。
子どもを叱ればうるさいし、ピアノの練習をすれば多少はうるさい・・・・。
でもカレーの匂いがすればその食卓の笑顔が浮かび、リコーダーの音がすれば頑張ってる姿が浮かんでくる。
花を植えれば喜んでもらえるし、通りをはわけば(掃けば)有難く思ってもらえる。
めでたいことがあれば、みんなに喜んでもらえる・・・・。
長崎の街の財産」とはそこだと思う。・・・その観点から言うとアパートはせいぜい4階くらいまででいいと思うのですが・・・。

その後のあるショート番組で流していた内容・・・・・「ラムネが日本に伝わったのは明治時代。
ビー玉のラムネ瓶が発明されたのはイギリス。
その後世界中に伝わったラムネ瓶が生き残っているのは日本だけ。
ラムネそのものを作っているのは日本で数社。
瓶を作っているのはたった1社。
やがてその1社も廃業する日が来るでしょう・・・・・・。
でも、その会社は今も日本の情緒にマッチするラムネ瓶を製造し続けている」・・・・・というもの。
とりあえず、私の仕事が組織になるとしたら、そんな会社になりたいと思う。
個人でいくなら、オリンピックでメダリストを出してる埼玉の砲丸づくりのおじさんですかねぇ・・・。名前は忘れましたが・・・。




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